中国のすきなところ1:マッサージ | 北京日記 -How to make myself understood in China-

北京日記 -How to make myself understood in China-

思いがけず北京に住むことになった新米妻の
中国で思う日々のあれこれ

中国のすきなところ探しをしている手間、思いついたら一つずつ書き留めておこうと思う。

今日の発見は、マッサージ。
一日のうち机に10時間も座ってるとやっぱり肩が凝る。
そんなときお世話になるのがマッサージ。
日本で通うより断然安い。1時間1500
円ほど。
日本では20分とか30分で済ませていたけれど、こっちでは1時間コースが基本メニューのよう。

手で凝ってるところを探ってって、凝ってるとこの周りからじわじわほぐしてく感じ。今日の按摩士は若いのに腕がよく、お陰で肩が軽くなった。

思うに、中国ではマッサージはかなり身近にある気がする。街中でどこへ行ってもマッサージ店を見かける。中医という東洋医学に基づく専門的な学問から、薬膳の民間療法、日々の食事の食材選びまで、中国の人々の行動やテレビ番組など見ていても健康への関心の高さを感じる。彼らの健康へのこだわりは、私などには計り知れない、深いものを感じる。

マッサージ店にいると、メンソール系の香料の匂いだろうか、懐かしいおばあちゃんの部屋の匂いがする。そういえば、昔タイガーバームという軟膏をおばあちゃんが使ってた。何となく懐かしさが漂うマッサージ店は、居心地がよく、簡単に体をリラックスさせてくれる、私のすきな中国の一つだと思っている。