「バイバイ、ブラックバード」最終回 戸塚くん

昨日は伊坂幸太郎さん原作のWOWOWドラマ「バイバイ、ブラックバード」が最終回をむかえました。

そして、伊坂幸太郎さんの大ファンであるA.B.C-Zの戸塚祥太くんが友情出演しました

このエンドロールを見て、戸塚くんの思いを想像して、涙が出てきました。

以下、ネタバレ写真もあるので、まだ観てない方はスルーしてくださいね

TBSとWOWOWがコラボした西島秀俊さん主演の「MOZU 」以外、完全なWOWOWドラマというものを今回初めて観たのですが…

こんなにも原作の小説のイメージとストーリーを忠実に再現しているドラマを観たのは初めてかもしれません。

それはWOWOWだからできたのでしょうか…

たいていドラマ化すると、ドラマティックになってしまって、それはそれで面白い時もあるのですが、原作のイメージとはちょっと…という作品も多いです。

この伊坂幸太郎さん原作の「バイバイ、ブラックバード」は、本を読んでいるように淡々とストーリーが進んでいきます。

そんな中で高良健吾さんと城田優さんの演技は素晴らしかったです。

一見淡々と進んでいくストーリーですが、人間の弱さ、切なさ…色々なことを感じ、心動かされるシーンがいくつもありました。

最終回のラストシーン…

あ…もうすぐ戸塚くんが出てくる～と、ドキドキしながら観ていたら…

繭美の前を戸塚くんが通り過ぎます

もう…小説のイメージ通り

可愛い～

もう、どう見ても21歳ぐらいの大学生にしか見えませんでした

繭美に動揺してオロオロしてる演技が本当に可愛い

「学生です。浪人生って決めつけないでください！」

こんな風貌の繭美を目の前に、「だって、第二外国語がドイツ語だから」

気が良さそうに見えて、結構自己主張はしっかりする所、誰かに似てません？

最初は理不尽な繭美に対して「誰か～」と助けを呼ぼうともしますが…

繭美の必死さになにかを感じたのか…

「3回」という繭美に、「せめて10回はチャンスを」と言うここの演技、凄く好きです

徐々に心が動かされていったのか？

「頑張れ！」と心の中で応援しているようにも見えました。

本当に短いシーンでしたが、切ないラストシーンを手助けする重要な登場人物だったと思います

伊坂幸太郎さんの大ファンで、この作品が大好きで、このラストシーンが大好きな戸塚くんだからこそ、この役を忠実に再現しつつ、愛情を込めて自分らしく演じることができたのかな…

戸塚くん、本当にこの「バイバイ、ブラックバード」に出演することができて良かったね

そして戸塚くんを起用して下さったドラマスタッフ・原作者のみなさま、本当に本当にありがとうございました。

またこのように素晴らしい作品に戸塚くんが出演出来ますように