父のいとこに音楽家がふたりいます。
ひとりは声楽家で長年大学で教え、もうひとりはフルート演奏家。大学でも教えていましたがどちらかと言うとコンサートで忙しい人です。
その昔、大河ドラマでも吹いたり、大江健三郎の息子、大江光の作曲を吹いたこともあります
因みに父は学生の頃、音楽の授業で合唱中先生に
「おい!○○~!おまえは歌わんでいいから口だけ開けてなさい!」
と言われたほどの音痴
声楽家の方は私の結婚式で、私の伴奏で歌を披露してくれましたが、既に鬼籍に入り
今回、フルート演奏家の彼が80歳記念でコンサートをやりました。武満徹と多く仕事をしたのでなかなか難しくて、私はあまりコンサートに出向かなかったのですが、今回は傘寿記念なので行ってきました。
座ってみたら作曲家さんが隣に〜池辺晋一郎氏も来ていて、みんな芸大の同期生だそう。
曲の合間に、80歳でフルートを吹くための体力維持の方法やフルートのメンテナンスにお金がかかる話を。中にコルクが入っていて月2以上取り替えるそうですが、ワインにとられてなかなか良いコルクが手に入らないそうです。
肺活量が減っているのにどうやって吹くか…腎臓を上げて腿と肩甲骨を使ってとか言ってましたが何のことやら
そんなふうに和気あいあいとした感じでしたが、しかし音楽は「素晴らしい曲」と言われても、フルートの音質は美しいけどあとはさっぱりわからずのコンサートでした💦
88歳まで吹きたいと言っていましたが頑張って欲しいです。
ウイスキーが大好きなので事前に聞いておいたものを楽屋で渡して家に帰ってきたら22時近く。
夜のお留守番は滅多にしないので、帰宅したらサラが頭がおかしくなったかのように走り回り~しばらく興奮状態でした。