ニュージーランド固有の木でカウリという木が北島に生息しています。針葉樹の一種で樹齢が長く国内最長老は樹齢2000年、幹の直径は5.2m、屋久島の縄文杉と姉妹木だそうです。カウリの起源は1億9千年~1億3500年までさかのぼり、「世界で一番古い樹木」「世界で一番成長の遅い樹木」とも言われています。
この巨木を見に行くには500キロもあり、森の奥深く歩かなければならないこともあり、今回はオークランドから30キロの熱帯雨林エコツアーに参加しました。

まずはARATAKIビジターセンター
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ここからの眺め Tasman海のManukau湾
先は太平洋につながっています
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センターの中はマオリ文化の紹介やお土産屋さんとお休み処
これはErangiという1部族の女性で別部族の男性と恋に落ち子供を産んだが、家族に許されず、子供を背負って彼のもとに海を泳いで渡ったという
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ここでStriderグループとStrollerグループにそれぞれの希望で分かれました
大股で歩く、つまり健脚グループと乳母車、つまりゆるゆる歩きグループです
もちろん後者に参加~~

Waitakere山脈の原生林に入る前に靴の裏を消毒
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これがカウリの木 細っ!!でもこれで樹齢130年ぐらい
高さは7~8m
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カウリの葉っぱ
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昔の入植者たちがカウリの木を家を建てるために使い森の5%を残してすべて伐採してしまったそうです。木の皮はフレーク状になっていてつるなどが絡みにくく、1本の木にオスとメス両方の実ができ、羽の付いた種をとばします。

これはあのマヌカハニーができるお花が咲く木
下にTea Treeとも書いてあって精油の木と間違えますが別物だそう
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Silver Fern シダはNZの国章 
NZ空港の飛行機にもこの模様が入っています
この銀色の葉の裏側は数年経ってから現れてきて、マオリ族は昔、夜には葉を裏返して地面に置いて道しるべにしたそうです
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Whauという世界一軽い木
マオリ族はこれを釣り用の浮きやブイに使った
大きなバイセクシュアルの白い花を咲かせ、種の入ったカプセルには棘がついている
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もう一つ、写真はないのですが、葉っぱの裏側が白くて柔らかく、マオリ族は昔トイレットペーパー代わりにしたという木もありました

30分ほど歩き、健脚グループと合流した後
Piha Mid Beachへ 上から見た所
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黒砂ビーチと言われ、火山噴火による鉄分を多く含んだ砂
磁石に吸い付いている所~
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100mちょっとあるライオンロック
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ライオンロックの後ろの岩がゴジラみたい
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波が荒かったですが綺麗な海でした
サーファーに人気らしいですが、引き潮が強く要注意
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最後はここでAfternoon teaと書いてあったのでどんなものかと思いきや、ジュース、紅茶、コーヒーとビスケットでした~
参加者が国際色豊かで、フロリダ、ブルガリア、ホノルル、台湾、カナダ
カナダ人夫妻は夫がカナダ全土のインディアンの長!!と奥様は法律の大学教授で世界中を講演で飛び回っているそう。面白いのは、誰かに会うと必ず誰かは親戚が日本人と結婚していることウインク

次回はオークランドもう少し、そしてロトルアへ