さて、オーロラをよりよく見るために6時間かけて来たコールドフットでの2泊は全くの不発に終わり、見たのはフェアバンクスでの最初の晩の白く弱々しい物だけ。天気予報を見ても雪ばかりで、もうこれで終わりだね~と諦めました。
ただ、コールドフットからフェアバンクスに戻るのは車ではなく、私たちだけジェット機で帰る予定。
コールドフットでの最後の朝食。フライドフィッシュとカレー味のスープ



最後に洋画でよく見るアップルパイを頼んでみようと・・・アイスクリーム付き
これだけは今一でした・・・
食べている所へ昨日までのドライバーが来て良いニュースと悪いニュースがあると。
嫌~な予感・・・
お天気悪化のためジェット機飛ばず
良いニュースとは代わりに別の車がピックアップするとの事。
あ~あ、ジェット機からアラスカの大地を見るのが最後の楽しみだったのになぁ。
お詫びに朝食は会社持ちって言われたけどね~

壁に大きくて素朴な絵
ここに来るトラッカーズのひとりが描いたとか。

レイヴン (カラスcrowより大型)

午後3時にコールドフットを出発~
途中 arctic circle で今までひとりも見なかった中国人観光客5人ととついに合流。
arctic circleとは、北極圏の限界線となる北緯66度33分線の所。冬至には1日太陽が昇らず、夏至には終日陽が沈まないそう。ここを通過した人には名前入りの証明書が発行されます。

その後 JOYと言う村で休憩
JOYはこの村を最初に開拓した人の名前。自分の子供の他に23人の子供を養子に迎え、孫は46人いるとか~ここは彼らが暮らした2階建ての家。
この柱にくっついているカメの甲羅みたいなものは、木につく細菌だそう


雪がずっと降り続いていたのですが、今回のドライバーは雪が降っているからと言ってオーロラが見えないわけではないと繰り返し言うのです。コールドフットではそんな事言われなかったし、気休めかな~と思っていたら・・・本当に雲の切れ目からまたまた白いオーロラが
中国人たちも大喜び。私のコンデジでは全く写りませんでしたが、中国人の高そうな望遠レンズ付きのカメラでは黄緑色のオーロラがしっかり写っていました。彼らが言うには、私たちがコールドフットにいた間、フェアバンクスですごいオーロラが見えたとか
中国人たちはここでお別れ。フェアバンクスに着いたのは夜11時過ぎていました。
次が最後~
