魔法の食卓 | Lisa Halimのブログ「そんなにいそいでどこ行くの♪」by アメブロ

魔法の食卓

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とんとんとんとん...


そんな音と、いい香りで目が覚める。

窓はしろーく曇って、
天気はよくわからないけど、
とにかく寒そう。

部屋の中は、
火の音がぱちっ...ぱちっ...
と聞こえて来て、あたたかい。

「つけといてくれたんだ」

それでもさすがに一枚
上着を羽織って、
いい香りのする方へ行くと...

「起きたの?今日は早いね」

「うん」

あったかいこの場所にいたいところだけど、
言われる前に顔を洗いに行こう。

廊下が冷たい。

お湯が出るまでの数秒感が、
すごく長く感じる。

顔を洗って、
顔に拭ききれてない水を手で拭いながら
温かな場所へいそぐ。

戸を開けると、
いい香りと橙の光で
優しい気持ちになる。

椅子を軽く持ち上げて引き、座る。

さっき交わした言葉から、
顔を洗って戻るまで
どのくらいの時間だったろう。

まだ何もなかった食卓には、
魔法のように、
愛情たっぷりの朝ご飯が並んでいた。

あたたかい。
すべてがあたたかい。
今日も1日頑張れそう。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



今日は、
実は魚がメインの和食屋さんに行ったの。
そしたらこれが出て来たんだけど、
すっごい美味しくて感動しちゃったんだよね。
お店の雰囲気も良くて、
なんか自分の中でstoryが浮かんでた。
食事って大切だねー。
こんな気持ちにさせてくれる料理人さんは、
魔法使いだね♪