「LAST」 石田衣良


これは短編集なんだけど、一般人には起こりえない、普段の日常とは違う出来事ばかり起こります。

でも出てくる人たちは、きっと普通に生きてきたはずの普通の人たち。

なのに、みんなLASTが迫ったギリギリの瞬間に立たされている。

自分とは全く無関係のはずなのに、何だか無性にドキドキしてしまうのはどうしてなんだろう。

この本のキャッチコピーも好き。


               「もう、あとがない!

                


                     でも明けない夜はない。」


石田さんの作品は、最後に救いがあるのがいいよね。

たとえ小さくても、明かりがうっすら見えるような終わり方なのが安心します。