いつもツンツンしているのに時々見せる気がある様な仕草が心をくすぐるツンデレですが、この二面性に心が動くのは別に変態だからではありません。
いつも積極的にアピールしたり、逆にいつも気のない振りばかりしていたり、いつも同じ行動だけを取っている場合、それは相手から見ると非常に安定した状態です。
人はリスクを犯すことを本能的に恐れる傾向があるようなので、こういった安定した状況は無意識に持続させようとしてしまいます。
つまり、いつも気のない振りをしているために相手が振り向かないのはもちろんのこと、逆にいつも積極的にアピールし続けていたとしてもそれは安定した行為であるため、次のステップに移るきっかけとはなり難いのです。
逆に人は不安定な状況になると心が揺れます。いつもはあるべきものがないと気になります。
例えば、いつも気のない振りをしている相手が時々あなたに好意を示してきた場合、「あれ?」と思うはずです。
その「あれ?」があなたに色々と考えさせるきっかけを作るはずです。
また、いつも積極的にアピールしてくる相手が、なぜかピタリとそのアピールをやめてしまったり、他の異性と仲良くしているのを見たときは「あれ?」と思うはずです。
この「あれ?」が次のステップへ進むきっかけなのです。
ただ、勘違いしてはいけないのは、これは「相手があなたを嫌いではない」ことが前提です。
積極的なアピールを常に不快に感じられていたり、時々見せた気のある仕草が相手に不快だったりしては警戒心を増幅するだけで、プラスとはなりません。
そこは気を付けたいのですが、いつも積極的なあなたを相手は嫌な顔はしない。悪い気ではいないのはわかっているのに誘いには乗ってくれない。
そんなときは思い切って他の異性と仲良くしてみたり、アピールをやめて揺さぶりをかけてみましょう。
これは心理学的にも実証されている効果で、ダブルバインド(二重拘束)というそうです。相反する二つのメッセージを同時に相手に発信することで、相手の心を揺さぶるというものです。
例えばお互い好き合っていることは何となくわかっていても、それが駄目になってしまうことが怖くてなかなか一歩踏み出せないじれったい関係の二人などはいませんか?
そんな人たちはつまりより明るい未来への発展よりも、今の安定を望んでいるわけなのですが、その現在の安定を揺さぶることで、一歩先に進むきっかけを作ることが出来るわけです。
煮え切らない相手に痺れを切らしている人は是非ともお試しあれ。