いまの書店やインターネットには、口説き方やデートの成功術などのいわゆる 「マニュアル本」 と呼ばれるモノがたくさんあります。
でも、 そういう本やサイトで多くの知識を得たとしても、「実際には使えない」 もしくは 「使わない」 テクニックは何の役にも立ちません。
ほら、想像してみてください。
ある人が100冊のマニュアル本を読んだとしましょう。
でも、恋人と呼べる人はいない……
逆にたった一人かもしれませんが、美人の女性を彼女にした人がいたとしたら、次に新しい恋人を見つけるのがうまいのは、どちらの人だと思いますか?
明らかに後者の男性だと思いますよね。
だから、本来の目的……この例だと恋人を見つける。
これを見失ってはダメです。
マニュアル本を読む人は、目的を達成するために知識を得ていたはず。
でも、いつの間にか知識を得ることが目的に変わっていることがあります。
たとえば、心理学や口説きの本で有名な 「つり橋理論の効果」
カンタンに説明すると、何人かの男性にとてもキレイな女性がアンケートを取ります。
そして、その結果を知りたい人は後で電話してくださいと電話番号を渡します。
そのとき、半数には不安定なつり橋の上で、もう半数にはしっかりとした橋の上でそれぞれ出会って、アンケートを取るんです。
すると、不安定なつり橋でアンケートを取られた人たちのほうが圧倒的に後で 電話をかけてきた人が多かった…という実験結果になりました。
これを実験者たちは不安定なつり橋の上で感じたドキドキ感を、女性を見てドキドキしたと勘違いしたために、電話をかけてきたと結論付けたのです。
これを応用して、マニュアル本などで書いてあるお決まりのテクニックが、「遊園地のジェットコースターやお化け屋敷、スポーツのドキドキ感を恋心と勘違いさせよう」
ということがマニュアル本の大半に載っています。
ちょっと本屋で探してみてください。すぐ出てくると思いますので……
私から言わせてもらうなら…、いえ、読者の大半が思っていることでしょう。
「そんなのが役に立つワケない!」
役に立たない理由は、遊園地やスポーツにわざわざ誘って使うには効果が薄いため。
「遊園地やスポーツに誘うことすら難しいよ」 という人にとってはなおさら意味がありません。
そんな理由から、どんな知識を持っていたとしても使わなければ意味がないんですね。
ガンガン使って、好きな相手を口説かなければどんな知識も宝の持ち腐れです。
ですから、これから先、どんな知識であってもこう考えてくださいね。
「これは、本当に使えるのか?」
「あなただったらどう使うのか?」
そして、使えるノウハウだった場合には必ず実行すること。
単純なことだけど、行うのは難しいかもしれません。
でも、それでこそあなたの知識は今よりさらに効率よくなるんです。