いわゆる疑似科学批判の本の決定版みたいな本です。
非常に読みやすい。
■鍼灸治療も疑似科学の筆頭だったりするんだけれど。^^;
しかし、この本で注目すべきは、アメリカの教育の実情でしょう。
こんなに科学的教養が低い国だったの!? とびっくりします。
■あと、ためになったのが「UFOに連れ去られて、実験材料にされて、性行為させられて」と言うよくあるアブダクションの体験談が、実は中世の魔女とサバトの体験談と類似していたり、天使や幽霊の目撃談も大同小異だったり、と言う事実。
■また、『退行催眠』とやらで「子供の頃虐待されていた」記憶を「思い出す」人と「UFOに攫われた」記憶を「思い出す」人は決して重複しないとか。
(退行催眠自体が、ありえない記憶を捏造する脳の機能を呼び覚ます療法である、と言うこと)
■懐疑的な精神(スケプスティック)をもつと言うことの大切さと、ジェームズ・ランディ氏(奇術師)の前で超能力を成功させた人がいない、と言うの騙されやすい人は知っておいたほうがいいかな。
悪霊にさいなまれる世界〈上〉―「知の闇を照らす灯」としての科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)/早川書房

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