昨日はどーも仕事がのらず
集中力もなかったので
思い切って外出!!!
前から観に行きたいと思っていた
問題作『モンサントの不思議な食べ物』
を観に渋谷のUP LINKまで行ってきました。
これです。
何が問題作かって?
これって皆さんが知らない
いや、知らされない『遺伝子組み換え作物』について
色々と検証してるドキュメンタリー映画です。
で、ここで出てくる世界でも有数の巨大企業『モンサント』(以下M社)ですが
バイオテクノロジーの会社の様ですが
過去にいろいろ問題を起こしております。
皆さんが知ってるところでは、ベトナム戦争に使われた枯葉剤や
PCB、ダイオキシン等を作ってきた会社です。
おいおい・・・そんなにあるのに、未だつぶれずに存在してるってのが
不思議・・・。
作中では、その不思議について解明しています。
いわゆるアレです。
暴露映画です。
内容としては
ドキュメンタリーなので、NHK特集のような感じで進んでいきます。
話を聞けば聞くほど黒い会社・・・
登場人物は被害者側だったり会社に関与した博士だったり、担当弁護士だったり・・・
中にはFDA(日本の厚生省のようなお役所)で危険性をうたい
飛ばされてしまった人や、やめさせられた人とか
過去の映像でパパBッシュ元大統領が副大統領時代にM社を訪問している映像まで・・・
担当研究員「遺伝子組み替えたら凄い大豆できたんすよー。ほら、この強力な除草剤使っても枯れないっす」
「危険とか言うから検証データねつ造してんのに許可が中々下りないっすー」
↑
実際はねつ造とは言ってないけど、ねつ造データだった。
「早く売りたいっすよー」
パパBシュ副「次ダメだったら私に連絡しなさーい」「わっはっは」
日本でも政治家がやってそうな反吐がでるやり取りだったね。
その後パパBッシュが大統領になってから(M社はBシュの支持団体でもあった)
アメリカは規制緩和の政策へ転換
とくにバイオ関連は相当力が入っていたそうな
今ではブッシュさんとこはM社の大株主・・・
と、言った感じの内容まで暴露してます。
遺伝子組み換え関連で知りたいことがあれば
ちょっと古いですが、ソースもしっかり出てるこのサイトは信用できそうです。
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/index.htm
アメリカを囲むカナダやメキシコ、南米では大変な事態になっています。
種に特許をつける・・・恐ろしい話ですよね?
だって受粉は人為的にではないじゃないですか!
つまりカナダやメキシコの農家が追い込まれたのはこういう手法です。
M社のバイオ警察隊「お宅の農場で植えてあるトウモロコシはM社の種だな!」
農家の人「えー!知らんよ」「種なんて買わないし」
どこの農家も収穫の中から種を保存して植える(農業じゃ当たり前)
でもM社はその特許付きの種の保存を禁止している。
ただ自然に遺伝子組み換えの種の花粉を受粉してしまっては・・・
M社「遺伝子検査をした結果、これはうちの会社の種でした」「訴訟を起こします!」
農民「んなばかな!」
という感じで特許侵害の訴訟を起こすわけだ。
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/monsantonogmsyusisosyou.htm
農家は敗訴・・・賠償金を払えない
中には農地を売るしかないところまであるそうな。
破格で買うのはM社・・・や○ざと一緒だな
そんなことがまかり通るはずが無いと思うあなた・・・
お金と人脈がまかり通してしまいます。
M社と関係省庁とは「回転扉」と呼ばれる
人事交流があるそうです。
天下りよりタチの悪そうなシステムです。
もちろん子会社への天下りも当たり前
いや、調べると気持ち悪いな・・・。
そんなのアメリカだけの事?
こちらには関係ない?
日本がそうでないと言い切れますかね・・・
東電問題でそーゆーの結構明らかになってましたよね
日本がいつもアメリカの言いなりな理由・・・
TPPに何としてでも参加させたい総理・・・
参加しないと日本経済が!とかしか言わないメディアとか・・・
TPPに参加したら怪しい作物や、BSE問題で止まってる危険な牛たち(これもM社が原因!?)
も買わされますよ。だって遺伝子組み換えの表示の義務の撤廃付きですから・・・
ただでさえ変な食べ物多いのに、ますますわからなくなります。
今までなんだかんだお役人さんたちがギリギリ守ってきたルールは
必ずしも国民を守り切れてはいないかも知れないけど
無くなるよりましなのでしょう・・・。
知らないうちに食べ物が安全じゃない物に変わっていく
そして知らないうちに健康を害するなんて事にならないように
食べの物を扱う身として、ちょっとは勉強せんといけませんな・・・