大切なモノほど 形なんて無い
掌で感じて いられればいいのに

ガラス越しに映した灯かりはどうしてこんなに 華やかで
瞼の裏 あつくなって 不思議な景色から目覚めては

加速する針
流れる雲の中に落ちてゆくの
確かなもの 確かなカラー 毎日の中で
失ってゆく
生まれてゆく
境目さえ どうでもいい

見逃しているような暖かい灯かりはどうしてこんなに 美しい
冷たい頬 あつくなって 不思議な景色から目覚めては
加速するよ
太陽の光部屋の中に差してくるの

私を見て ここにいるよ
置いてけぼりなんてもう嫌なの
証明なんてしようもない だから零れ落ちる涙たち

大切なモノほど 形なんて無い
掌で感じて いられればいいのに



2005.11 りぷ作