初舞台のことはよく覚えています。

初舞台のことはよく覚えています。
与えられた役名は“少年”。
そのまんま（笑。

天国とも地獄ともつかない空間で
僕は交通事故に巻き込まれそうな犬を助けようとして死んでしまった高校生、という役でした。
それなのにその犬すら助からなかったことにショックを受け泣くシーンが課題で。
泣けなくて、ダメだしが悔しくて、稽古場以外での涙の方が多かったかも。

本番は１週間あったので、平日は学校帰りにそのまま本番でした。
お客さんが並んでいる横を通って楽屋へイン（笑。

入団を反対していた両親が観劇後に認めてくれたのもよく覚えています。
反対を押しきって入団したので。

楽しかった記憶しかありません。