こんにちは
この時期はバタバタしてしまい、1ヵ月ぶりに記事を書かせて頂いております
改めまして、メイクアップアーティストの
山田奈生子です
ゴールデンウィーク、10連休ですね
遠出の方、近場を楽しむ方、ゆっくりと日ごろの疲れを癒される方など、いろいろだと思います。
わたしの中では、GWの連休と言えば、茨城県笠間の陶芸市、笠間の陶炎祭(ひまつり)ですね~
陶炎祭公式ページは>【こちら】から
*画像は公式ページよりお借りしました。
今年も連休中はわたしはずっと仕事なので笠間にはおじゃま出来ないのですが、この機会に、現地在住の陶芸作家で、毎年イベントに出展者として参加されている【甲斐孝生】さんを紹介させて頂こうと思います
甲斐陶房さんのHPは>【こちら】から
甲斐さんとわたしの主人は、アメリカに留学していた際の同窓で、現地でビールをたくさん飲んできた30年来のお友達です
家族ともども仲良くさせて頂いていますが、この度は陶炎祭を前にして、甲斐さんにメールを通じてインタビューをしてみました
連休に笠間を訪問される方々にはぜひ、インタビューを通じて彼の素顔を思い浮かべて頂きながら、現地で作品を手にとって頂ければ嬉しいです
それでは、インタビューの中身(返答)をご紹介させて頂きますね
陶炎祭について
世界的に有名な作家、公募展で活躍している作家、個展中心に活躍している作家、個人販売中心の作家、等々幅広いジャンルの様々な作家が200軒以上芸術の森公園内に集結する国内でも類を見ないイベントです。
他のイベントでは、なかなか出会えない手作り小屋の店舗、陶芸家自らが自慢の腕をふるった飲食店(陶炎祭では、昔から陶芸家を中心に作りあげられたお祭りなので、一般的な屋台等は出店していません。)、土面のオークションや茶会等々・・・1日では楽しみきれないほどの内容で、リピーターのお客様では泊りがけで何日も会場に足を運ばれる方も多くいます。
一度は遊びに来て頂きたいおすすめのイベントです。
陶芸を始めたきっかけ
アメリカの大学へ留学していた時、以前から興味があった陶芸のクラスをとったのが私が陶芸家となる最初のきっかけです。
その後、紆余曲折ありましたが、陶芸の里 笠間へたどり着き、現在 茨城県の笠間で 甲斐陶房として作陶の毎日をおくってます。
独立後、色々と考えは巡り初期に作った作品と現在の作品とでは、考え方や技術もどんどん変化し、進化していると思いますが、根本にあるものは、想いやイメージした事・表現したいことをカタチにし喜んでいただける作品を作り続けることです。
器シリーズの話
甲斐陶房では様々な作品・シリーズを製作していますが、一番多いのは碗です。
元々、碗の形状が好きで色々なタイプのご飯茶碗を作り出したのがきっかけで口コミで碗のお客様が増えていった感じですね。
碗は、ご飯やお茶、飲み物だけでなく、お料理やデザート、スープなど汁物の器として、花を入れて花器にもなる、飾っておくだけでも良し。
私は、碗の中には焼き物のすべてが入っていると思っていて、特に好きなんです。
碗は、焼物として最強なのでは?!と思ってます。
その気になればほとんどすべての用は満たされるし、それでいつもお客様には「色々使ってみてください」と言っています。
使って頂いているお客様から新しい発見を頂くことも多々ありまして、ご要望に応えているうちに、少し大きさのあるタイプや変わった碗を製作するようにもなりました。
名称も碗とつけると、どうしてもご飯茶碗をイメージしやすく、限定された使い道しか想像出来なくなりそうなので『器』とつけるようになり、そこから『器』シリーズが始まりました。
この 器シリーズが、ある頃からお茶の先生に気に入って頂くことが多くなり、年々お茶をされるお客様が増えていきました。
もちろんお茶碗というつもりで製作しているのではなく多目的に使って頂ければと思い、面白そうな様々な碗を作っているだけなのですが、その器をお茶を嗜む方が楽しんで使って頂けるのは嬉しく思います。
不思議なもので、お茶の先生や経験豊富な方ほど決まりごとに対する柔軟性が優れているように思えます。
さすがにこれはお茶碗では使えないだろうと思われる器でも、お茶に使うって声を聞き驚くこともあります。
私の想像していない使い方で楽しんで頂いている話など聞くと楽しくなってきますね。
私は私の頭の中にある器をつくるだけです。
使い手がどのように思い・使うかは自由ですし、良いか?悪いか? 好きか?嫌いか? 決めるのは私ではなくお客様だと思っています。
万人に気に入られる作品を作るつもりなんてありませんが、私の創る作品を気に入って楽しんで使って頂ければありがたく思います。
そして、実際に使っているお客様の声と私の変化とともに、これからもどんどん進化していくと思います。
記事に載せると、インタビューが思った以上に長文ですね
次回につづけましょう
昨年の陶炎祭で求めた甲斐さんのお茶碗です
お茶を点てるとこんな感じに
今日も最後までお読み頂きありがとうございました
春のヘアメイクレッスンも
>【こちら】からどうぞ