●プリの大敵!湿気対策をお教えします。 | プリザーブドフラワー&アーティフィシャルフラワーレッスン・東京/新宿・Lippleリップル

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日野 立川 八王子プリザーブドフラワー教室Lippleです。


6月に入り、梅雨も本番ですね。

本来は、恵みの梅雨の雨ですが、

長雨によってもたらされる湿度は「プリザーブドフラワー」には大敵です。


生徒さまにも、販売をしていても、プリザーブドの保管については、

ほぼ100%の確立でたずねられます。


そこで、梅雨の湿気対策について、ふれてみたいと思います。


一般に、プリザーブドフラワーの保管には湿度30%~60%くらいがベストと言われています。


ようは、その範囲におさまるよう、工夫して保管すればよいわけですね。



それにはまず、プリザーブドフラワーは、お部屋の床に近い場所には保管しないようにしましょう。

湿気=水分は空気よりも重いので、下に集まります。


お湯をわかしたときなど、水分は水蒸気となり一旦上昇しますが、

温度が下がると下へ落ちてきます。


こうした理由から、お部屋の床に近い部分に湿気を吸いやすい素材プリザーブドフラワーを置いておくのは避けたほうが無難といえます。


そして、花材を保管している場所の床面に、湿気を取るシートや、湿気取材などを置いておくとベターですきら




では、湿気てしまったときはどうしたらよいでしょう。


プリがしけてくると、

ハナビラが透けてきたり、黒い点々が入ってしまったりします。

この状態は、とても見苦しいものです・・なみだ



こんな症状が現れたら、密閉式の袋(小さいもはジップロック、大きなものは、シーズンオフの衣類やお布団をしまう密閉式の袋)に「湿気たもの」と「湿気取材」を一緒にいれて、しばらく密封しておいてください。

(ブーケなど、長期間保存をしたいものの場合も、この方法でしまわれておくのがオススメです)


軽い湿気であれば、これでもとに戻ります。

(重症の場合は、回復しません・・)


日野 立川 八王子のプリザーブドフラワー教室 Lipple   リップル

なにもしなくても、夏がすぎて湿度が下がってくるともとにもどることもありますが、あまり長期間、しけたままにしておくと、カビが生える危険や、下に書いた「色移り」をしてくることもあるので、早めに対策をしておいたほうが良いですね☆


・・ですが間違っても、ドライヤーの「温風」はかけないでください~!!


ローズは意外に熱に強いので温風に耐えますが、

油分を多く含んだ素材(ユ-カリなど)は、たちまち油が染み出して、変色してしまいます。

また、強い風を当てることによって、ヒビ割れてしまうこともありますので十分、注意してくださいねニコ


そして、湿度がもたらすもうひとつの恐怖!が、

湿気によって色素が染み出てしまうこと。

色素が染み出てくると、花材どうしで色移りしやすくなります。

残念ながらこれは、避けることができません。



それを踏まえて、

梅雨の時期にギフトアレンジメントなどを作る際は、なるべく色移りがしにくい、または目立たない、薄い色の花材を選ぶことをオススメします。


また、壁にかけた色の濃いリース類が、白い壁に色移りしてしまうこともありますので、注意してくださいね。



これらはほんのちょっとしたコツですが、意識するとしないでは違ってきますよ☆

お試しください~。



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