今日は大阪ありがとう!

明日も大阪。

大阪ナイト。

さて、ニューアルバム『発明』の発売まであと5日!

 

今日はコレコレ

 

ベーシストにしか作れない曲だなという印象。

全体の完成までかなり早かった気がする。

今回、めちゃすぐ出来た曲もあれば、完成までに熟成期間を経た曲もあるし、一旦壊して再構築された曲もある。

『発明』への道のりは平坦なものではなかった。

その中で一番耳当たり的になんか変わった曲だな〜おもしろいな〜と思う曲です。

 

こいつはもうね、フルで聴いたらなんでこのタイトルなのかが一発で分かる。笑

頭から超絶スラップで始まる曲。

スラップとはベースの奏法のことで弦を叩いたりして弾くやつ。

レコーディング製作中に「これはどうやって弾いているんですか?教えて下さい。」と渉さんに教えを乞いましたが超絶だったのでちょっと諦めた。

重厚なオーケストラサウンドとスラップを筆頭に発せられる細かいリズムがここまで融合するのかと驚きを禁じ得ない・・・。

まるで映画のような曲だ。

 

サビでドラムが4つ打ち(ドッチードッチードッチーのダンスビート的なやつ)になるが後半に行くにつれて結構ドラムは展開していっている。

4つ打ちのいいところってわかりやすいくシンプルに思いを伝えられる事だと思うんだけど、その反面変化に乏しかったり展開を作りづらかったりする場面もある。

完全にそれは曲によるんだけど、

例えるなら、もつしか入っていないもつ鍋のような。

もつ鍋食べるってことはもつが食べたいってことであり、もつしか入っていなかったらすごい潔いしわかりやすいよね。

僕は好きだそういうの。

でも野菜も食べたいって「SLAP TEA TIME」は言っていたんだ。

野菜も食べて、もつも食べて、締めにラーメンをぶっこみたいよ〜ってね。

 

 

大変だ、たとえ話がすごく失敗している。

 

 

まあOK、元SlipknotのJoeyがどこかのインタビューで言っていた。

 

「僕は曲を聴けばどう叩けばいいのか瞬時に分かるんだ」

 

僕はドラムプレイにおいては曲が呼び覚ますインスピレーションを特に大事にする。

ドラムありきの音楽よりは、音楽ありきのドラムの方が好きだからだ。

レコーディング並びに製作という行為ではそこを見つけるのがとても楽しい部分だったりする。

 

10月23日(sun)~ LIPHLICH ONE MAN TOUR 2016『発明』