ごきげんよう

もう7月に入りましたね 早いもので下半期です (そーですね)

我々LIPHLICHは絶賛ワンマンツアー中であり
ツアーも折り返し地点も過ぎて残るは4本です  (そーですね)

浦和、横浜、名古屋、大阪、宇都宮、仙台、
と素晴らしいライブ続きのいいツアーです    (そーですね)

まだまだ続くけれどもみんな来てくれるかなー?  セイっ! (いいともー)



ところで....

みなさんは『4分33秒』という楽曲をご存知だろうか?

その昔、トリビアの泉で取り扱われていたこともあったような気がするので、何となく覚えている人もいるかもしれない

この『4分33秒』という曲は、ジョン・ケージという人物が1952年に書き下ろしたとされる、音楽の常識を覆すとてつもない楽曲です

簡単に言うと楽譜の最初から最後までぜーんぶ『休符』が書かれている、つまり、一切の音を鳴らさないという『無音』の音楽らしいです 詳しくはコチラで(Wiki)
4分33秒間楽器の一切の音を出さないという音楽?というわけだ 
常識を覆されました 目からウロコ 音がないのに曲らしいです

われらが Wikipedia から引用すると
「音を音自身として解放する」「結果をあるがままに受け入れる」等々の意思や思想が感じられるような難しいことが書いてありますが、はっきり言ってあほ?なんじゃないのかと思ってしまう
が、しかし、それが歴史に残る楽曲として今も語り継がれているのだから人間というのはつくづくユーモラスだ ユーモラスとあほは紙一重である

しかも今までに何度もコンサートで『演奏』されているそうで、
わざわざ指揮者が出てきて、4分33秒間一切音を出さずそして去って行く
それに拍手と喝采を送る観客達 シュール以外のなにものでもない異様な光景である

たとえばLIPHLICHがこのツアーでこれをカバーしたらどうなるだろう?
『えー次は、歴史的に有名な楽曲をバンドバージョンでカバーしたいと思います。聴いてください。4分33秒』

シーーーーーーーーーーーーーーーン‥…

『ふぅ‥‥どうも、ありがとう。』

ザワザワザワザワ‥…

確実に事故である
これにもし拍手を送ってくれるウェンディがいるとしたらその優しさは涙ちょちょぎれものである
間違いなく新井崇之は男泣きであろう


こういうのあほでおもしろいなーとか思って調べていたら

かの BUCK-TICK のアルバム『十三階は月光』の中に、
『13秒』という本当に13秒間無音の曲が入っていたりするそうです
※作曲者の今井寿さんは「ジョン・ケージ(「4分33秒」)のパクリ」と仰っているそうで

あのBUCK-TICKにまで影響を与えるとは侮りがたし無音の音楽!

いつか楽曲の制作に困った時にパクらせてもらおう
その時は堂々とクレジットに『作曲 久我新悟』と載せつつ
インタビューで「BUCK-TICK(「13秒」)のパクリです」と答えるのさ


久我

『GRATEFUL NONSENSE TOUR』残り4本
7月10日(木)福岡DRUMSON
7月12日(土)広島BACK BEAT
7月13日(日)岡山IMAGE
【TOUR FINAL】
2014年7月19日(土) 渋谷AiiA Theater Tokyo