さっきある番組を観てて思った
SNSの動画投稿で注目されてTV出演を果たしている子たち
最近の10代の子たちは当たり前の世代だ
YouTubeやインスタや動画サイトで自分自身をアピールし(その仕方が議論になる訳だが)フォロワーやファンを増やし、将来の仕事に直結させる例が多くはないにしても、確実な数で存在してきている
今やフォロワーが多ければビジネスにも利益だと見なされる
いいと思う、特に動画は大きなメディア媒体であるし、我々の手軽な気晴らしだし、いいねとかコメントとか拡散とか来ると何かしらのモチベーションになると思う
でもどうだろう?
小中高時代、争うようにしてそういうものに夢中な生活は
経験があるけどいつも自分がアップしたものに対する反応を気にするようになる
顔や外見や世間体を気にした語りや動作はその人のたかが一部なのに、沢山の評価を得られると嬉しくて加速し、それをみた周りはその偽りも含んだ姿に羨望を抱き、自分もと頑張る
フォロワーが少ないといわゆる人気のない者、とか友達が少ない孤独な子になってしまう
だから必死に「見せ」に走る
でもその世界での頑張りは何を作り上げるんだろう
大切な顔を世界中に拡散して
ネットが無ければ本当は関わらなくていい悪い人からの中傷に傷つき
あまりに多く散りばめられた無駄な言葉や情報に時間を取られ、惑わされる
熟していない時期にそこにハマることの恐ろしさ
ネットの社会的恩恵は言うまでもなく
便利と速さを享受しているけれども
学生には相当な趣味ではない限り、流されるだけのはかなく愚かなツールになってそうと思う
若いほどキラキラした世界が好きで自信がないからそういうものに走りやすい
制限したところで無力に近いんだろうな
むろん、例えばスマホ販売会社とか供給側が道徳的には賛成してもそんな規制を設けようとする訳もない
マークザッカーバーグさん、原型を作り上げたのならばそういう面にも目を向けて何か対策を立ててくれないのかな
SNSだけで作りあげる自分はほとんど無に近いんだよってことを伝えたい
そんなもんやめたってあなたの日々に特に支障ないよ