みなさま、おはようございます
また読んで頂きありがとうございます。
映画 カモンカモン C'MON C'MON を見てきました。
主人公の男の子のジェシーが本当に可愛らしくて、見ていてにんまりしてしまう映画でした。
子育てをしている方がたへのリスペクトを本当に感じました。
自分のことをしながらこどもの面倒まで見て、家族を支えて、お友達とも会って、忙しすぎますね。
時には、自分のことに集中したくて、こどもから離れて1人になる時間も必要だけど、なかなかその時間を確保することは大変ですよね。
親は心配のあまり、こどもに干渉しすぎてもいけないですし、放し過ぎてもいけない。
一生懸命話すこどもの話を無下にできないし、どんな時でも狂いそうになりながらもきちんと話を聞き、こども以上にクレイジーになってこどもを楽しませる。
映画のストーリーは、NYでラジオジャーナリストとして働いているジョニーが、LAに住んでいる妹ヴィヴの旦那さんが別のところでオーケストラで働くことになった旦那さんが精神不安定になったため、妹ヴィヴのこどもであるジェシーをしばらく預かることになります。
しばらくインタビューがなかったため、LAのヴィヴの家に住みジェシーと一緒に生活していきます。
他のこどもと違って変わっていると聞いていたジェシー、ジョニーにストレートな質問やおかしな質問をぶつけて困らせます。
ヴィヴの旦那さんはますます精神不安定になり、病院に連れて行くことも大変なため数日の予定がなかなかLAに戻れません。
NYでインタビューが入ったジョニーはジェシーをNYに連れていきます。
最愛の母親が亡くなったことで仲が拗れたジョニーとヴィヴ。
ジェシーのことを報告したり、相談して毎日のように電話することで少しずつ拗れを解いていくジョニーとヴィヴ。
今まで言えなかったことを言えるようになったジョニーとヴィヴ。
そして、毎日一緒にいることで心を開いていくジェシーとジョニー。
その様子が何だかこちらも心が温かくなってきます。
劇中に出てくるこどもたちへのインタビューの中身も、きちんと聞いてもらいたいです。
本質的なことを疑問に持ったり、返答したりしてるんですよね。
いくつか記憶している内容です。ちょっと表現が違うかもしれません。
「もし、両親が自分のこどもだったら何を教えたい?」と言う質問
どんな質問に対する答えか忘れましたが、
「アメリカ人には2つのアメリカ人がいる。1つは何でも簡単に手に入れられる人。2つ目は欲しいものを手に入れるためにはかなりの努力をしなければならない人。」
こどもたちも、アメリカの分断を認識しているんですよね。
おとなのあなたも、恥ずかしがって感情を隠す必要はなく、こどもを1人の大人として対等に向き合うと、こどもも同じようにお互いに対等に付き合うことができるんですね。
頭ではわかっていても、プライドが邪魔してできなかったりしますよね。
大人ってややこしいですね。
この映画を見た後は、あなたがちょっとだけ素直な心を他の人に見せられるんじゃないかと思います。
大丈夫じゃない時は、大丈夫じゃない!と素直に言っていいんですよ。
いつも頑張りすぎているあなたに見ていただきたい映画です。
それでは今日もbonne journée