ケイスケはとてもいい奴だった。

 

僕らの通う大学の近くが地元で実家から通っていた。

 

一緒にアルバイトしたり試験勉強やレポート作ったり、

朝までファミレスでくだらない事を話したり。

楽しかったなぁ。

 

大学に入学して最初の冬かな。

 

ケイスケが突然聞いてきた。

 

「クラブ行ってみたくない?」

 

正直あまり気乗りはしなかったけど

ここで断ったらダサい奴と思われる。なんて気にして

二つ返事でOKした。

 

きっとこの瞬間かな。

僕の人生が良くも悪くも動き出した時だと思う。

 

ケイスケはすでに下調べしてきているらしく

どこのクラブに行くのか。どんな音楽ジャンルなのか。詳しく教えてくれた。

 

行く日にちを決めて、その日は解散した。

 

ん?何着ていけばいいんだ?