タックルインプレ〜ロデオクラフト 999.9 ホワイトウルフMLS &MLR
いつかはクラウン。
その昔、トヨタ車のフラッグシップは皆んなの憧れでしたね。
我が家は中古のマークⅡ止まりの中の下流家庭でございます。
管釣り民の皆様の憧れは何でしょう?
リールはステラ?イグジスト?
ロッドは…?
そう、ロデオクラフトの999.9フォーナインマイスターです!
その中で1.2を争う人気機種が今回紹介するホワイトウルフ62MLSになります。
そして同じホワイトウルフ62MLRも所有していますので比較しながらインプレしたいと思います。
①見た目
何よりも一目で違いがわかるのがグリップですね。
左のMLRがEVAに対してMLSはコルクですね。
形状は一緒でφ23.5のスリムタイプです。
②ブランクス
同じホワイトウルフシリーズですが微妙にですが塗装が違うみたいです。
左MLRですがレッドな感じでツルッとしています。
右MLSはグレーっぽい感じでアンサンドがわかります。
ブランクスだけだと全然違うロッドですね。
③ガイド
これまた大きく違うポイントです。
左MLRは小口径のSIC-Sガイド。
右MLSはトルザイトを採用しています。
トルザイトの方が軽量ですがSIC-Sの方が小さいガイドリングなので実重量に差は感じられないと思います。
また、トルザイトの方が飛距離が出ると言われてますがこちらもガイド径との兼ね合いから性能差は明確にあるとは思いません。
④使ってみての感想
まず言えるのがどちらも非常に良いロッドです!
MLという事で張りがあり操作性が良いです。
そしてMLR(レギュラーテーパー)、MLS(スローテーパー)って事なので魚が掛かると全体的に曲がってくれます。
このテーパーの違いは結構使わないと明確に別物と感じられないと思います。
また、どちらのロッドもビギナーは手を出してはいけません。
慣れて無い人が使うと「掛からないわバラしまくるわのダメロッド」と思われる事でしょう(笑)
エキスパートの方はしっかり掛けてしっかり寄せれるパワーと操作性の恩恵を受けられるでしょう。
私はMLRにPEを組ませてボトムとミノー用とナイロンやエステルでクランク全般に。
MLSはエステルでミノー、巻き全般に。たまにハードナイロンで巻き特化仕様に。
マイクロスプーンなんかをやる場合はもう少し柔らかいロッドを導入するとオールマイティーですね。
市場ではMLSは人気ですがMLRはそこまで人気ではないですね。
グリップがコルクじゃなきゃダメーって方でなければMLRを選択肢に入れても良いと思いますよ。
それほど大きな差は感じられなかったです。
でもどちらか1本選べと言われたら間違い無くMLS!
どちらもホントカッコ良いですね。
所有感は最高値で満たしてくれます。
そしてホワイトウルフと遜色無いクオリティーのロッドはヴァルケイン ダーインスレイヴ オーバーブレイズです。
是非お試しください!
☟