8月の論文まであと1カ月ほどでしょうか。
試験を受けられる方は今が最後の頑張りどころですね。

昨年のこの時期私はというと、決算関連の仕事をしていため勉強時間が確保できませんでした。
四半期報告書が固まる8月1、2週目まで、仕事に時間がとられていたと思います。
とはいいつつも、1日30分~1時間は勉強ができていました。

直前1カ月を2つの時期に分けて、何を勉強したか思い出してみます。

①7月下旬(短答試験後)~8月上旬
上述の通り、仕事に時間を取られていましたので、1日当り30分~1時間の勉強です。
この時期は、忘却の少ない科目をやりました。
簿記、租税法の計算、経営学の計算です。
管理会計の計算は特に覚えることもないので、ほとんどやらなかったです。
簿記は、総合問題を解いてました。
租税法も簿記同様、総合問題ばかりやっていました。
間違ったところ、分からない論点はテキストで見直しました。
ただ、所得税については計算の出題可能性が低いため、このときは全く手をつけて
いません。
経営学については、LECのレベルアップ答練だけをやりました。

②試験2週間前~試験当日
会社がお盆休暇に入り勉強時間を確保できました。
この時期は、忘却の激しい暗記をやりました。暗記は辛かったです。
財務諸表、企業法、租税法の理論、経営学を主にやりました。
財務諸表は論文総まとめテキストを中心に講義のレジュメをひたすら暗記しました。
企業法も論文総まとめテキストをひたすら暗記。
財務諸表と企業法の暗記にかなりの時間が奪われてしまったので、租税法の理論は
かなりの手薄となりました。各論点について、キーワードだけを覚えたような気が
します。
経営学も手薄になりました。
所得税の計算もざっと見ました。

今思い返すと、かなり雑な仕上げで試験に臨んだなと思います。
ただ、試験はある程度運もあるので、たまたまいい結果に転んだのだと今でも思います。
本番で企業結合の問題がでたのですが、企業結合関連のことを実務でやっていたため、
計算も理論もある程度書けました。この問題に関しては運が見方をしてくれたとしか言えません。

だらだらと大まかだけ書きましたが、直前にすべきことは、知らない・忘れた・覚えていない
ところをつぶすことです。
他の受験生が普通に解けるようなところを落とすと、間違いなく合格から遠のいてしまいます。

直前に病気になってしまっては、勉強どころではなくなりますので、
ある程度の無理はしても、むちゃをしないように計画的に勉強していってください。
会計の知識は海外でも役に立ちます。

普段は会計とは違う仕事をしているのですが、この間ヘルプで経理の仕事をしました。
久しぶりの簿記。
左手で電卓をたたいてみたら、体が感覚を覚えていました。

現地GAAPと日本GAAPは多少違うものの、基本は同じなので会計の知識さえあれば
現地スタッフと仕事をスムーズに進められます。
勉強してて良かったと素直に思いました。

監査をしたい方は試験に受からないといけませんが、その他の方は試験の結果が
どうであれ試験勉強の中で得た知識は広く活かすことができると思います。



通信で勉強しました。


通信の最大のメリットは、2倍速で聞けることです。

通常速度ではストレスがたまりそうになるくらい遅いので、2倍速は良いです。

また、まとまった時間を取れない人にとって、時間を分断して聞けることもメリットです。


一方で、通信の最大のデメリットは、誰もみてないのでサボってやらなくなることです。

これに打ち勝てれば、通信の方が効率がいいのは間違いありません。


とはいうものの、時間のある学生の方であれば、通学にした方が絶対いいです。

理由は2つ。

1つ目は、人間弱い生き物なので、一人だと勉強しない。(まれに一人でも勉強できる人がいますが)

2つ目は、予備校で友達を作り、お互い刺激になったり、最新情報を得ることができる。


社会人の方は、通信しかないですね。





09年の試験が最後の受験となりました。
心機一転、新たに予備校の講座を受講。
単科でとったため、合計で20万円ぐらいだったと思います。
大原とLECを組み合わせました。

大原では、財務諸表論・企業法・租税法・監査論の上級講義、会計学・租税法の答練を
とりました。
LECでは、租税法と経営学の10回の答練を受講。

大原の財務諸表論はとても良かったです。
試験に合格できたのは、この講義(+総まとめ)のおかげと思います。

LECの経営学の答練も良かったです。最小限の時間で網羅的に計算部分を
抑えることができました。
経営学の計算はこれ以外何もやっていないです。10回の答練を理解しました。

大原はWEB通信、LECはDVDでした。
答練は、提出しませんでした。
返却まで時間がかかり、採点が終わって戻ってきたときには
すっかり内容を忘れているからです。

一番時間をかけて勉強したのは、やはり簿記でしょうか。
逆に一番時間をかけなかったのは、監査論と経営学でしょうか。

得意な科目は結局なかったです。
不得意な科目は、監査論です。監査論はつかめなかったです。
正直、どこが「論」なのか、未だに分かりません。

この試験において、ある程度の暗記は必要になります。
最低限の暗記に留めました。たぶん、暗記量の少なさでは、受験生でベスト10に入ると思います。
監査基準すら覚えませんでしたから。
とはいうものの、監査基準にどんなことが書いてあるか、雰囲気を覚えました。

そんな感じで、勉強をつづけました。
四半期決算月には(3か月に1回)、全く勉強できませんでしたが、今思うと実務が試験勉強に
少なからずつながっていたと思います。
実務をやっていると、知らないことにぶつかったときに、どうしたらいいかある程度の答えを
持てるようになりました。

論文試験の3日間は非常に辛かったです。
緊張して眠れなかったです。(勉強をしてある程度自信があったからだと思います)

3日間終わったときには、ほっとしましたが、監査論だけは心配で心配で
なりませんでした。足切りだけは勘弁。
監査論の試験内容はすっかり忘れてましたが、作文をした記憶しかありません。
ただし、問題にはきちんと答えたような気がします。
例えば、「YesですかNoですか?」という問題に、「Yes,なぜなら~」と書きました。
Yesとはっきり書いたことが良かったのかもしれません。

とはいうものの、どんな点数で合格したのかわかりませんので、もしかしたら
監査論は足切り寸前だったけど、他も科目で取り戻したのかも。

私のように一般企業に勤めている者にとっては、公認会計士の資格を取得しても
特に何かになるわけではありません。(会社によっては資格手当があるのかな)
ただ、会計の客観的な能力を証明できたことは良かったと思います。
監査法人の会計士も少しは私の意見にも耳を傾けるようになるといいのですが。

家族がいると自分の時間が制限されるので、この試験を受けようと考えている
方は独身時に勉強をされることをお勧めします。
学生時代にやっとけば良かったと思うですが、そもそもこの資格の存在を知らなかったので
無理でした。

また何か思いついたら、ブログを更新します。











08年の試験前に、経理関係の部署に転勤になりました。

今振り返ると、このことが09年の試験に合格した最大の要因だっとと思います。


08年の試験に向けて、それまで手をつけてなかったLECの教材(07年目標)を使って、勉強を続けました。

経理関係の部署に異動したことで、会計に対する理解がぐっと深まりました。


この頃は、平均して、平日は1時間、土日は4時間ぐらい、勉強したと思います。


しかしながら、08年の試験も短答試験で落ちました。

財務会計が全くできませんでした。簿記も理論も。

もう少しだったので、しばらく引きずりました。


大金をかけた予備校費用が無駄になってしまい、妻に怒られるとひやひやでした。

妻にはお金のことより、自分勝手に時間を使うな(もっと家族を大切にしろという

意味です)と怒られました。

09年の試験が最後のチャンスだと言われ、それ以上の受験は認めんと。


つづく




簿記2級に受かってからは、ついでに1級もとってみようと。

TACの市販のテキスト買いました。


1級は、2級とはレベルが違いました。

週末の1時間程度の時間では全く理解不能でした。


そうこうしているうちに、転勤というやつで、予備校のある街に住むことになりました。

これをきっかけに、予備校に通うおうと決意。

ここで何を血迷ったのか、せっかくだから公認会計士でもとってみようと。

LECの07年目標に申込。


LECを選んだ理由は、家から近かったこと、会社の福利厚生で割引があったことです。

よく調べなかったので、TACと大原に合格者が多いことも知りませんでした。


土日で、LECの校舎に通い、ひたすらDVDを見てました。ライブではないですが、通学です。

3か月ぐらいは続いたと思いますが、次第にLECから足が遠のき、途中で通信に切り替えました。

通信は更に悲惨で、いつでもできるからいいやと、送られてくる教材が山のようにつみあがっていきました。

また、仕事では会計と関係なく営業ですし、理解もいまいち。実際、そんなに興味もなかったのかも

しれません。


一応07年の試験を受けましたが、問題をみても何のこっちゃわからなかったです。


つづく



勉強について振り返ります。


簿記との出会いは、大学卒業後就職してからでした。

入社した会社では営業に配属されました。

見積もりを作成する際に、原価計算に関する知識が必要だったので、最低限の知識を得る

ために、簿記2級の勉強をしました。


市販のテキストを買って、勉強しました。簿記2級の試験の直前に海外出張になったため、

海外までテキストをもってホテルで夜な夜な電卓をたたいていました。

今思うと、悲しいですね。


その甲斐あってか、簿記2級はすんなり合格することができました。



次回につづく

ブログ、放置していました。


09年の会計士試験に合格しました。

問題についてはほとんど忘れてしまいましたが、どの問題にも自分の考えを

素直に答えたと思います。


仕事から帰ってきても、勉強をする時間を与えてくれた妻と子供に心より感謝します。

これからは家族に恩返ししないといけませんね。


12月から補習所が始まっているようですが、補習所通いは来年以降になりそうです。

8月の試験後、海外勤務になったためです。

そのため、まだ合格したという実感がわかずにいます。

また、会計とは無縁の仕事のため、補習所に通える時には会計のことをすっかり忘れて

いそうです。


気が向きましたら、勉強方法などを更新したいと思います。


それでは、2010年も良い年になりますように。



「おくりびと」がオスカーとりましたね。

この間、出張の時、機内でみました。

日本語が分かる人がみると、奥深く深層心理まで理解できると思うのですが、

字幕で本当によさが伝わるか謎です。


企業結合、いろんなパターンがあって面倒です。

まあ、がんばります。

今日は、有休をとりました。

勉強するつもりが、ついつい、再放送のドラマをみてしまうなど、

だらだらと時間を使ってしまいました。