こころ絵 『無』 | 酒場人生覚え書き

こころ絵 『無』



今から千年も前の中国で“雲門山”というところで修行をし、中国の禅宗のひとつ“雲門宗”をたてた雲門禅師というえらいお坊さんがいました。
その雲門禅師は弟子を指導するのに、言葉で表現する事の出来ない仏法の真理を簡潔な一字をもって説いたといわれます。
そこから当時の人々は雲門宗の特色を『雲門の一字関』と呼ぶようになったのだそうです。

一字関の代表的なもとしては“喝”(かつ)・“看”(かん)・“露”(ろー)・“繁”(かー)・“参”(さん)・“咄”(とつ)などなど沢山ありますが、今日の『こころ絵』ではそのなかのひとつ“無”に取り組んでみました。

 

                               

禅の世界で云う“無”は「ある」に対する「ない」ではなく、有無の二元を超えた絶対の“無”を指し、禅の究極の目的とする所は、この“無”を体得することに他ならないといいます。

 

・・・・とは言え凡人にはなかなか難しいことです