令和になった。
新しい時代に願いを込めて正月並の賑わいをみせている。


いささかそれとは逆行するのだが…。

地球には実にいろいろな種類の生物が栄えては消えてきた。
消えた理由は何だろう?
そんな気の毒な絶滅した生物のことを書いた本を読んだ。

多くは種の進化が環境の変化に追い付かなくなり絶滅した、もしくは食料がなくなり絶滅したようだ。

生き延びていたのは何らかの原因で環境に適応できる種に変化したいわば突然変異の種と言える。

中でも人類の前の姿であると言われていたネアンデルタール人は長い年月をかけて人類になったのではないことがわかってきた。そればかりかネアンデルタール人が暮らしていた同時期に、私たちの祖先である人類も存在していたらしい。

人類はネアンデルタール人の特別な種の一つだったようだ。
ネアンデルタール人は体格的にも脳の大きさも人類より優れていた。力もあり獲物を仕留めることは難しくなかったという。


ではなぜ滅んだのか。

決定的なのは寒さのために食糧が減ってきたからだという。
ならば人類はなぜ生き延びたのか。それはネアンデルタール人にはない力があったからだという。