映画のエンディングでは
この事件を告発するとクレジットが出て不正裁判を始め「権力」に対して不満を訴えている。


2011年に公開されるや韓国国内で大きな反響があった。


そのため
13歳以下の性的犯罪にあった時効が撤廃されるように国が法律を変えた。

再捜査がされ、主犯者…映画では校長…が懲役8年に電子足輪装着10年、個人の情報公開10年の刑が確定し、学校は行政により廃校になった。


このドキュメンタリー小説は日本でもカドカワから出版されている。日本語訳は拉致被害者だった蓮池さんが担当している。


世論が国を動かす
という構図は
アメリカ、日本でもあるが
この映画自体が告発スタイルをとっているため決してハッピーな気分にはなれない。


ただ救いは
人権委員の女性が最後に
その後(不正裁判後)の話しをしているのだが

被害にあった少女たちも回復して
人権委員会の事務所で元気に暮らし将来に対する夢を持てるようになったこと。
彼ら障害者も一人の人格があるとわかったこと。自己肯定感が持てた。


冬は寒いが
身近に温かい人がいることを気付かせるためだ
との言葉。


温かい人…意味深です。