例年、初春の思いなどを偉そうに述べさせていただくのだがなぜか今年はそういう気持ちにはならない


大手スーパーは1日から営業しているし、あたたかな正月だということも関係しているかも知れない

実家へも犬の散歩やらなんやらで2日おきぐらいには顔を出している


正月らしいといえばFacebookでの挨拶が登録数に比例して多いことくらい


今年は目覚めたときちょうど日の出前で東の空には雲もなかったから、何年かぶりに初日の出を見た

家から5分も歩くと東側が見渡せるところがあり、明けゆく空を眺めていた



清少納言が
春はあけぼの
やうやう白くなりゆく山ぎは少しあかりて紫だちたる雲の細くたなびきたる

と言っているその紫だちたる雲が細くたなびいている様子が見られた


風もさほどなく、その中を天体ショーは始まっていった



空には初日の出を飛行機から眺めようというツアーだろうか
頭上高いところを旋回していた



初日の出を見て、何かを決意することもなく、今日の特別な日である意味を考えていた



昨日の延長上に今日があり、さらにその先に明日がある



不思議な感じがした

今日が今年の初日