近くの鉄道の線路の写真だ
注目するのは
線路そのものではなく
レンガの部分なのだ
恐らく
近年工事をした場所ならレンガは使わないだろう
レンガには戦前
昭和・大正・明治といった
昔のかおりがするのだ
実際
この路線は大正時代に敷設されたもので以来、ここに居続けているのだ
そこを毎日のように人が通る
もちろん
人は変わり続けるし電車も幾多の変遷を遂げてきた
この路線を走っていた昔の電車の写真を見ていると
ああ
こんな電車が走っていたなあ
と
自分を過去に引き戻してくれる
自分が生まれる前
ここには駅があったらしい
それも不思議な話だし
鉄道の歴史は
淘汰されて消えてしまったものがある反面
この路線のように
より速い列車が走る路線になったものもある
なぜ先人は
ここに鉄道を敷いたのか
聞いてみたい
気がする
当時の思いを