歓びの毒牙（1969）
原題：L' UCCELLO DALLE PLUME DI CRISTALLO
時間：98分
製作国：イタリア／西ドイツ
ジャンル：スリラー
【監督】ダリオ・アルジェント
【出演】トニー・ムサンテ / エヴァ・レンツィ / スージー・ケンドール / エンリコ・マリア・サレルノ / ウンベルト・ラオ / マリオ・アドルフ / レナート・ロマーノ
ある作家が 恋人とローマに旅行に来たら
連続殺人魔の犯行現場を目撃しちゃったよってお話。
これは記念すべきダリオ監督デビュー作。
私、ダリオ監督作は、結構、観てるつもりだったんですが
これは、昨年ですか。やっと観ることができました。
いやぁ興味深い。これ以降の作品の基が
ここに全部詰まってる。ダリオ濃縮映画です。あははっ
ただ、他の作品を見てしまった後では
目新しさのない ありきたりな作品に感じちゃうかも？
かくいう私がそうでした。が、
観るたびに、なんか面白くなっていく気がする。
今回、３回目の鑑賞ですけど飽きない。
これって凄いことですねぇ。
ま、私の忘れっぽさもあるんでしょうけど、わははっ
で、この頃はまだ、殺人シーンの描写がおとなしめ。
ヒッチコックの「サイコ」風な感じになってる。
で、変態加減も これ以降の作品に比べると、
かなりおとなしめになってます。
が、それでも「むむ！」っと唸らせるシーンもありました。
今回は、そんな変態の片りんを感じさせる場面をご紹介。
犯人を見たってコトで犯罪歴のある容疑者の
面通しを頼まれる主人公の男。
まずは一人目。アルド・サルティ ４２歳。
前科８犯で、ＳＭマニア。
そして二人目。サンドロ・ロラーニ ３１歳
こいつは露出狂で、前科８犯。
で、つづいて マリオ・ザンドリ ６６歳。
肛門愛好者。
こ、肛門愛好者ぁ？！
ぜひ、ご堪能あれ。はっはっはっ