 | ディファイアンス (2008) 【監督】エドワード・ズウィック 【出演】ダニエル・クレイグ / リーヴ・シュレイバー / ジェイミー・ベル / アレクサ・ダヴァロス |
[80点]「大体、いいトコ取りは、末っ子です。」ナチスに追われて森の中に身を隠すユダヤ人の兄弟ってお話。
そしたら、私も私も！って、おい、そんなに暮らせるかよ！って映画。
1200人のユダヤ人を救った3兄弟のお話ですが、コレ、なかなか面白い。私的に、とくに面白かったのは、綺麗な美談って感じにしてないトコロですね。なんたって、この兄弟が仲悪い。はっはっはっ。お兄ちゃんなんて、弟を石で殴り殺そうとしてましたからね。トンデモナイ兄ちゃんです。で、言うコト聞かないヤツは、バーン！って。おいおい！はっはっはっ
あと、迫害されてるユダヤの人たちも、食料を独り占めしようとしたり、女にちょっかい出したり、捕まえたドイツ人をなぶり殺しにしたりと、かなり、赤裸々に描いてあります。ま、それでも、なんとか殺し合わずに済んだのは、、獣みたいな生活してても、人であるコトを忘れなかったからでしょうか。
でも、彼らのストレスったら、相当なモノだったでしょうね。
さらに、お兄ちゃんのストレスとプレッシャーは、計り知れない。
うん、よく生き延びたモノです。