モノクロ。

モノクロ。

いつでも死にたがり

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私が小学一年生の時






入学してしばらくたって遠足があった。







背の順に並んで歩くときは必ず隣の男の子と手をつないで歩く決まりだった





私は前から4番目。





でも、私は隣の子は周りのことは違った。





私の隣は






特別教室に通っている子だった。







特別教室というのは







障害のある子のクラスで






私の学年には2人いた。





そのうちの一人。






名前は確かヒロくんだった。








ヒロくんが私たちのクラスといっしょに行動すると決まった時







クラスの子のほとんどはいやな顔をした。






それはヒロくんが特別だったからだ。






ヒロくんは言葉が話せない。





正確には、意味がわからない言葉を発しているため聞き取れない。






歩く時も少しフラフラしている。






周りの子たちはヒロくんを変わった奴。






汚い。






と、避けた。








手をつなぐのが私になったのはなぜかわからないが







周りはみんな私がかわいそうだと言った。






私はわけが分からなかった。






なんでかわいそうなの?






みんなと何が違うの?





ヒロくんと手をつなぐと






ヒロくんの手はすごく温かかった。







みんなはそんなことしらないでしょう?






ヒロくんを見ているとみんなと遊びたいんだと思った。






サッカーをしているグループに近づきボールを追いかける。






ルールがわからないからヒロくんはボールを拾い上げてしまう。





ニコニコしながらボールを男の子に渡す。





男の子はヒロくんからボールを取り上げて





ヒロくん邪魔しないで!あっちいって!





違う






ただ、遊びたいだけなのに













そのあと









ヒロくんは突然転校した。







理由はわからない。






どこに転校したのかもわからない。






私の手にはヒロくんと手をつないだときの温もりだけが残ってた。






あれから10年以上たった。





いまでも温もりを思い出す。






ヒロくんは今どうしているのだろう。