7月は『社会を明るくする運動』の強化月間だそうです


https://www.moj.go.jp/hogo1/kouseihogoshinkou/syamei/


よくポスターや作文などの募集の題材になってるなと思っていましたが、

恥ずかしながら、

内容をよく分かっていませんでした。


先日PTAの動員要員としてその集会に行きまして、

簡単に言うと

(簡単に言っていいのかわかりませんが、) 


犯罪を犯した方の立ち直りを支えている人々がいることを知り、

地域でも温かく見守り、

犯罪や非行を防止していきましょうね、

という活動でした。



その活動に携わる『保護司』という方のお話を聞いたのですが、


出所した方を家に呼んで定期的にお話したり、

就職先を一緒に考え、

面接を一緒に受けに行ったり、

職場で何かあれば連絡が来たり、

支援した人が再犯を犯したら面会に行ったり……



とても責任重大で、精神的にも肉体的にも健康じゃないと、とても務まらないお仕事と思いました。


そして今、

高齢化により、

欠員が多く出ていると聞きました。


で、衝撃なこと……

保護司はボランティアだそうです。

法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員ですが、給与は支給されません。とのことガーンガーンガーン


自治会の方も

我が子がお世話になっているボーイスカウトの指導者も、

交通安全の見守りをしてくださる方も

みんなボランティア。

PTAもボランティア。


私も仕事を辞める日が来たら、

何かしらの社会貢献はしたいなとは思っていますが……


そんなボランティアの中で、

保護司というボランティアは、

本当に生半可な覚悟ではできないことだと思います。


本当に……素直に、

涙が出るくらい畏敬の念をいだきました。

なんて素晴らしい方々……。

本当にただただ感謝です。


ただ……

地域で見守ることが大切だとはいえ、

そんな重要なこと…

ボランティアに頼っているってどうなのかな……とも同時に考えさせられました。


先日は保護司の方が対象者に殺害されてしまうというニュースも取りざたされました……



時間的な拘束や臨機応変な対応も多いから

お仕事を引退された方が担い手にならざるを得ないのかなと思うのですが

(違っていたらすみません、個人の感想です)


自治会の引き受け手も居なくて困るような時代、

65歳や70歳まで働かなくてはならず、

高齢化で介護の負担もある将来……

この制度は存続していけるのかな……



若くてもNGO NPOで活動されてる方もたくさんいますから、

そんなに心配いらないのかもしれませんが……


ちょっと考えさせられたので、

呟いてみました。