



牡蠣は「海のミルク」と呼ばれているように、あの小さな体の中にたくさんの栄養素を含んでいます。完全栄養食品とも言われていますがご存知でしたか?「完全栄養食品」何度聞いてもすごい響きですね。
ビタミンB1、B2、B12などのビタミン、カルシウムや亜鉛などのミネラル、全ての必須アミノ酸を含んだタンパク質などが含まれているのです。さらに牡蠣を食べた時に口の中いっぱいに広がるあの旨味。牡蠣の旨味の素は、タンパク質に含まれているコハク酸とアミノ酸の一種のグリシンです。
また、一般的に魚介類の旬は産卵前と言われています。多くの魚介類は産卵前に活発に餌を取って脂肪を蓄え(脂が乗るとはこのこと!)、同時にアミノ酸などの旨味成分も増加します。牡蠣の産卵期はだいたい5~8月。まさに"r"のつかない月ですね。
そして牡蠣に含まれている糖質の約半分はグリコーゲンで、このグリコーゲンは牡蠣の旨味の秘密であるとも言われています。グリコーゲン自体は無味無臭ですが、グリコーゲンにはタンパク質の成分を膨らませるという働きがあるとされています。牡蠣に多量に含まれているグリコーゲンは、旨味の元であるコハク酸とグリシンの働きを強め、牡蠣の旨味を引き出しているのです。
そもそも両派分裂の起源は、だれがイスラム共同体を率いていくのかという問題に端を発しています。イスラム教は610年にムハンマドによってはじめられた宗教です。ムハンマドは約22年間布教を行なった後に没しますが、その後、指導者をめぐる争いが発生します。イスラム共同体では宗教指導者と政治的指導者が分離していません。政教一致の体制をとり、その指導者はカリフと呼ばれます。
ムハンマド没後、4代目のカリフまでは(正統カリフ時代:632~661年)、争いごとはありながらも分裂することはありませんでした。ところが4代目のアリーを境に、カリフはムハンマドの子孫であるべきだと主張する派(シーア派)と、子孫の中からではなく、話し合いによって皆から選ばれたものがカリフとなるべきと主張する派(スンニ派)に分裂してしまいます。そもそも「シーア」とは「派閥」や「党派」を意味しており、「アリーの党派」が短くなり、「党派」という意味の「シーア」だけが残ったといわれています。