家族全員コロナ感染隔離から後遺症まで | 凛生 オフィシャルブログ 「Never too late」 Powered by Ameba

家族全員コロナ感染隔離から後遺症まで

おはようございます。

今日は本当に気温が高くなるのか?ってくらい

洗濯物を干していると肌寒い。

おひさまがまだねんねしてるんだねー

なんて可愛いセリフが飛び交うのも子供ならでは。

今朝もなんとかお薬を飲めて保育園に行けたわけですが、、、

このウイルス性急性胃腸炎

なんとも厄介ですな。。。

 

4月に、父の誕生日祝いで家族全員が久しぶりに集いました。

余命宣告を超えての誕生日だったので感激もひとしお。

ご飯を食べていると、どうも姫の様子がおかしい。

いつもは大人顔負けにモリモリ食べる子が、口に運ばず大人しく、抱っこしてみたらアチチ!

慌ててお店の体温計をお借りして測ってみると平熱、、あれ?気のせいかなー

でもどうもおかしいなー

食欲は無くても従姉妹やみんなに会えて嬉しい姫は機嫌良く帰り

家に着いた途端に始まった嘔吐

そして熱を測ると40度目前

あちゃーやっぱり!

念のため私の部屋に二人で隔離し翌日病院に連れて行くと、不安的中コロナ陽性でした。

数日前に保育園で陽性者が出ていたので案の定。

いくら普段大人たちが気をつけて生活していても

子供が保育園からもらってきてしまうのは不可抗力で仕方ない。

が、

我が家には感染したら命の危険に晒されるじいじがいる。ヒョエーー

 

大変だ。。。ついにきた

どうすべきか、と考えている間に

続けて私が感染。覚悟していたが悪寒と高熱が酷いのなんの。頭も全く回らない。

姫の担当医からは、おじいちゃんおばあちゃんをどこかに避難させてください、と言われたが

PCR検査を直ぐに受けられる病院も見つからないのに(これ本当にどうにかしてもらいたい!)

まだ症状の出ていない疾患持ちの高齢者を

避難させられる場所なんてあるわけないのであった。これが日本の現状。

妹が機転をきかせてくれて保健所に相談。

おじいちゃんおばあちゃんが感染する前に

ママとお子さんが宿泊療養施設に入りましょう、ということになった。

早速翌日に都から迎えの車がやってきて

私の感染後4日目にして新宿にあるホテルの宿泊療養施設に入所した。

 

普通のビジネスホテルゆえ

窓を開けても壁、空の色さえ全く見えない。

その部屋に篭っていなくてはならないのだから

当然姫は発狂し泣き叫ぶ。

私も体に力が入らない。

隔離は10日間、あと1週間もここにいるのか。。。気が狂いそうだ。

療養施設では、三度のご飯の時だけ部屋から出て

1Fに降りることができ

看護師やスタッフとは内線電話でだけのやり取りというシステムだ。

ご飯の1時間の間に、お弁当を取りに行き、部屋のゴミを捨て、私たち40歳以上は血圧を測る。w

無言でただお弁当を取りに降りる私たち宿泊者たち。

一切の会話が無いのでホテルは静まり返っていて

姫の声だけが響き渡る。

子供の「シー🤫」はデカいw

 

あるおば様が、堪えきれぬように話しかけてくれた。

ママも体辛いのにこんな小さなお子さん連れて本当に大変ね、と労ってくださった。

お互いにフラフラなので

はい、ありがとうございます、と簡潔な言葉しか出なかったが

あの言葉には救われた。

 

そして友人の差し入れも有難かった。

急に決まった宿泊で、高熱で頭も回らないため

支度がままならなかった。

当然、あったらよかったな、、のオンパレードだ。

施設は決まった時間にホテル外での差し入れのみ受け付けているため

友人はそこをめがけて来てくれた。

しかも

さすがママ友。

姫が喜ぶ塗り絵やらシールやら折り紙やらも入れてくれて、本当に助かった。

 

入所二日目、弟に続き両親も

全員の陽性反応が出たと連絡が入った。

遅かったか、、、

父には、もしも陽性になってしまったら

主治医に連絡して入院させてもらうようにと言ってあったので、父はすぐさま入院となった。

とにかくもう祈るしかない。

父が重篤化しないことをただただ祈った。

弟も陽性反応が出てから同じ宿泊施設に入所してくる予定でいたが、

母も感染してしまい行き先が無いことで

一人残して行くわけにはいかない、と自宅に留まることになった。

姫のストレスを考えて保健所と相談した結果、

お子さんだけご自宅に戻してあげましょう、ということになった。

パパと家に居られた方が、この子にとってはよっぽど良い。

保健所や宿泊療養施設の担当者や看護師さん、たくさんの方がご尽力くださったお陰で

特別に帰宅が許された。

迎えの時も厳重で

ホテルの玄関に張り巡らされた目貼りのテープを剥がすところから始まる。

施設の担当者はしっかりと防護服。

無事に姫は家に帰り、

父も無事に重篤化せず三日で退院。

オミクロン株で本当に良かった!護られた!

オミクロン株はデルタ株と違って喉のところで止まり肺に到達しないらしい

感染したのがデルタ株だったら、父は助からなかっただろう。

 

これでとにかく一安心。

施設看護師から言われたのは、これでお母さんも療養に専念できますね、だった。

そう、私の酸素値が曲者だったのだ。

 

測るたびに異常値で酸素が足らない。

白血球減少症ゆえ関係があったのか、

多い時は正常値が出るまで20回も測り直さねばならなかった。

このまま異常値が続くと救急車レベルなんです、

と言われても、

測っても測ってもこれなんだからどうしたら良いんですか!?とイライラしてしまっていた。

看護師さんごめんなさい。

とにかく、正常値が落ち着くまで退所させることができないと言う。

いやいや、姫が待ってる、帰らなきゃ。

しかし、久しぶりに家事から解放されて休み続けられる施設での時間は、私にとっては天国で、w

何もしないでもご飯が出てくるし

(ここの宿泊療養施設のお弁当は美味しかった!施設で一つだけの姫用お子様弁当は更にスペシャルで本当に感謝でした)

一日寝ていても邪魔が入らないw

突如始まった子育てから寝不足が続いていた私にとっては、ただゆっくりと一人で眠れることが一番の薬でした。

 

なんとか気合いで酸素値を上げて?

隔離解除日に退所できたものの、

重い荷物を持ち電車に乗って家まで帰る道のりは

筋力が一気に衰えたコロナ明けの体には

それはそれは長旅に感じて

辿り着く前に倒れやしないか、と

すれ違う人たちも思ったはず。

同居家族全員の隔離日が解除になるまで家での隔離が続くので、

最後に感染した両親の解除日に合わせて

そこから更に2日間の自宅隔離。

ようやく隔離解除で解き放たれた私たち家族でしたが、

その二日後にはなんと引越が待ち構えていたのである。

ぎょえーーーーーーーーーーーーーー!泣

 

この続きはまた今度。

 

 

未だに私だけコロナ後遺症が続いていて

重い鎧を纏ったかのような全身の倦怠感は一向に良くなりません。

なので、疲れて動けない、と感じる前に休むようにしています。

何かしたら5分休憩。

何かしたら15分目を瞑る。

そうしないと、ピューッと風が吹いただけで倒れてしまうのが今の私の体。

この不調はまだまだ続きそうだ。

 

コロナはただの風邪なんかじゃないのである。

 

お、お日様がおっきしてきたな。

 

 

長文読んでくださりありがとう。

お疲れ様でした。w