エコパマーチングフェスティバル | 凛生 オフィシャルブログ 「Never too late」 Powered by Ameba

エコパマーチングフェスティバル

毎年恒例
静岡のエコパマーチングフェスティバル


今年も、愛するちっちゃな ともだち
(いや、もういい加減にちっちゃくなくなってきた)
が出演するので応援へ行った



大きなエコパアリーナで

保育園生の可愛いよちよち歩きマーチングバンドからスタート

毎年思う、、、
ピアノを伴奏する先生と子供たちの音が合っていない

体育館やホールでは音の回りや反響などから
楽器によっては遅れて聴こえてくる

しかも、先生の弾くピアノはキーボードであり
アンプに繋げて音を出している
これがまたいけない。。。

うーむ、、、これ、
どうにかならんものか?
気付いているのは観客だけなのか?
そんなことはないでしょ?
可愛いからokとしてしまってるように感じて
一生懸命な子供たちが不憫に思えてしまう


ときに、
大人の決めつけによって
子供の可能性を狭めてしまうことがある

あんなによちよち歩きのバンドにだって
タイコがとても上手な男の子がいた

保育園生だからって
スゴイ子はスゴイんだぞ



なーんて思っている間に
次から次へと
県内の小学校から高校までのマーチングが演奏をしていく



この日初めて知ったこと

マーチングには2通りあるらしい


パレードを行うマーチングと
ショーを行うマーチング

後者は自由で、楽器だけでなくダンサーも入る
カラーガードと呼ばれるこの人たちは
バレエダンサーのように舞い
バトンや色々な物を使い踊り演じる


だからね、まるでミュージカルを観ているかのようなの



この日は、
前半がパレードのマーチングで
後半がショーのマーチングへと出演団体が変わっていった

100名を越すマンモスバンドもあれば
20人程の小さなバンドまで


全国大会に出場するバンドは
それぞれやはり別格で
パーンと飛んでくる音からして違う

一人の鳴らす音量からして違うので
少人数で吹いていたって、音は塊となって飛んでくる

楽器が響いているかいないか
管楽器はこれが大きい

そんなこと言ったら歌い手だってそうなんだけど



練習量の差
努力の差がとてもよく見えた

努力なくして結果が出ないことを
こんなに小さなときから体験できて
好きな事に出逢えて
笑ったり泣いたりできるなんて
本当に幸せな子供たちだ

この中からどれだけの才能が開花していくのかはわからないけれど
少しでも長く音楽を続けてくれたら
音楽のある生活、人生を歩んでくれたら
とてもとても嬉しい



私は本当に努力する事が苦手な人間で
いつもいつも反省ばかりで生きてきた
それなのに

今日、先日のLIVEに初めて来てくださったお客さまが、こんなような事を言ってくださった

努力してきたのだなと思った
素晴らしいLIVEで感動した
僕たちも、努力すれば何かを得られるかもしれない、何か一つ好きな事を見つけてみてはどうだろうか、、、と


あまりに嬉しくて
朝から泣きそうになった


誰かに何かが届いたという事実が
私にとって一番のご褒美であり
歌い続けている理由だと、
心から改めて思った



努力と言えるのかどうなのかわからない
LIVEまでの間、
リハビリの発声も相変わらずいつも泣きながらだった
思うように歌えない苛立ちと焦り
癖になっている声の出し方を変えることに苦労してきた
苦労という言葉を使うのは嫌いだけど
今回はあえて使う

癖を直すって本当に大変なんだよね
だって無意識だから

LIVE本番中も、テンションがあがってタガが外れてしまうと地声が出てしまって
地声を出してしまうと声が枯れ始める
そしてキーコントロールができなくなり
声がひっくり返っていく
落ち着け、落ち着け、を繰り返して言い聞かせる

それでも今回のLIVEはやはり何かが違った

久しぶりに、
歌っていて苦しいときが無かったのだ

声が枯れ始めても軌道修正ができるようになっていた

それはきっと
少なからず、準備をしてきたからだと思う

自分では、努力したとはまだまだ言えないけど

これまでのように
出してみなければ声が出るかどうかはわからない
という闇からは抜け出せた




LIVE後の余韻に浸る間もなく相変わらずバタバタしておりますが

ようやく
綺麗な空を眺めることができました



空が綺麗な季節がやってくる



{5FD15003-770D-47A3-AF42-80F3BB258A7D}