鬱を笑うな

あるBARで、耳を疑うような男女の会話が聞こえてきた

「この前友達からLINEがきてさ
職場の人が鬱病になったんだけど、仕事放り投げて有給扱いでね
給料泥棒にもほどがあるよ！　って怒ってた
あんなの病気じゃないのにね、心の問題でしょう？
その友達に言ってやったの
あんたが鬱病になんてならなくて良かったじゃない、その同僚を笑ってやんなよ、って」

「俺なんかこの前、鬱病だっていう奴にペットボトル投げつけてやったぜ」


びっくりした

ショックで
身体が凍り付いた


そうか、こういう風に思っている人もいるんだ…



鬱病の診断はとても難しいとされている

本当に正しく診断をできる精神科の医師は実はまだまだ少ない

それは、日本で認知されるようになって間もない病気だからだ

その為に、本当は鬱病じゃないのに鬱病と誤診され
飲まなくてもいい薬や、飲んではいけない薬を投与され
健康な人が薬で病気になってしまうケースが後をたたない


そして中には、鬱病のフリをする人もいたりする

鬱病という病名を隠れ蓑に
自分の弱い心と向き合おうとしない人

それは、本当に鬱病の苦しみと闘う人にとっては残酷だ

皆なりたくてなったわけじゃないし
本当の鬱病は地獄なのだから

命が途絶えてしまうこともあるのだ



韓国や中国の一部の人々が行き過ぎた日本人批判をしたからといって
全ての韓国人や中国人に嫌悪感を向けるのは
間違っているのと同じように

鬱病患者全てがずる賢いわけではない

そこだけはわかってほしいな、と
可愛らしいカップルを見ながら思った夜は

鬱病と闘うみんなを守るために
自分ができることは何だろうと自問した夜でもあった



あ、世界不思議発見で浅田真央ちゃんがウィーンをナビゲートしてる

懐かしい街並

あーまた行きたい！

コメントありがとう

リボンさん
いつもありがとうございます
リボンさんもリサガスお好きなんですね、なんか嬉しい

輪廻転生さん
それがですね、ジェットコースターは好きなんですのよ～！
喜んで乗ります！！♫
でも、足が下につかないブラブラしたやつは無理です
踏ん張りがきかないから落ちると思って怖いのね　笑