最後の晩餐は奇跡だった! | 凛生 オフィシャルブログ 「Never too late」 Powered by Ameba

最後の晩餐は奇跡だった!

前回のミラノでは予約が取れなかったので


今回は3ヶ月も前から予約をして行きました





ようやく観れた!



レオナルド・ダヴィンチの「最後の晩餐」




世界遺産となっているこの壁画は
Santa Maria delle Grazie教会にあります




元は、修道士達の食堂だった場所に









photo:01


25人ごと15分ごとに時間が区切られ
ガイドのお姉さんの説明を聞いてから一斉に中に入ります

私たちのグループは
おじいちゃんおばあちゃん達だけだったので

これは何かのツアーなのだろう、とスルーしたら
「あなた達もここよ!」と呼び止められる 笑

イタリア語のガイドだったので
チンプンカンプン

私たちが、とってもわからない顔をしていたのか
一人のおじいちゃんが寄ってきて
「わかるか?」と聞いてくる

「わからない 笑」と答えると

「前へ行け 前へ行け」と嬉しそうに通してくれた



せめて英語なら良かった、と思っていたら

最後の最後に、
日本語のガイドフォンも貸し出していたということを知ったのです

リサーチ不足な私と同じミスをしないよう
入場前に是非日本語のガイドフォンをお借りください




だから肝心な壁画はどうだったんだ!?
とね

はい!


素晴らしかったです!!!!

奇跡です!!



1977年から1999年に行われた
修復は
歴史の中でくり返されてきた
間違った修復を軌道修正された、と絶賛されています

フレスコ画が主流だった当時
(フレスコ画とは、イタリア語のfresco「新鮮」が語源で、
漆喰がフレスコ「新鮮」な状態、つまり生乾きの時に
水や石灰で溶いた顔料で描くため、描き直しができない高度な技術なのである)

油絵で描く壁画、というだけで革新的な壁画だった
油絵の為に傷みやすく、
修復が繰り返されてきたのだ

新たな修復から10年経ち
これこそが、ダヴィンチの描いていた真実だろう、と
評されている「最後の晩餐」

これは教科書等で見るよりも
生で観て、感じてほしい

壁画の持つパワーに圧倒されるだけではなく
私は、
この画がそこにある奇跡を体感することができました

途中、ガイドさんが
「皆さん一斉にお喋りしてください」
みたいなことを言っていました
(おそらくね。イタリア語なのでおそらくです 笑)

皆が喋り出した途端

まるで
最後の晩餐の世界その中に
自分がタイムスリップしたかのように感じます

キリストを囲む人々が喋り出したかのように聴こえるの!

そして、教会全体が揺れているように感じます


その時の感動といったら!

一気に鳥肌が立って
本当に不思議な体験でした


世界遺産とされる「最後の晩餐」
そこには必ず意味があります

世界遺産をあなどるなかれ!

だね