達者ものがたり | 凛生 オフィシャルブログ 「Never too late」 Powered by Ameba

達者ものがたり

その昔、悪者の陰謀で離ればなれになった父を訪ねて
遠く越後にたどり着いた母と娘と息子がおりました。
母子三人は人買いにだまされ母のみが佐渡島へと売られてしまい、
母は朝から晩まで働かされ、とうとう目が見えなくなってしまいました。
人買いから逃れ、母を助けようと娘と息子は二手に分かれ母を捜しました。
娘は年老いた母を見つけ駆け寄りましたが、
いたずらと勘違いした母は鳥を追う棒で娘を殴りつけてしまい、
間もなく娘はすの傷がもとで息を引き取り、
後に実の娘だと知った母はその場に泣き崩れてしまいました。
せめて息子に逢いたいと願い母は相川へと向かい、
ようやく息子に逢うことができました。
二人は「逢えてよかった」「達者でよかった」と喜び合い、
近くに湧き出る清水で母の目を洗ってあげたところ、
目が見えるようになったと伝えられています。
息子と母が出逢った所が今も「達者」と呼ばれ、
現在も地名として残っているのです。






達者海水浴場で泳いだあとに、そこのお土産屋さんで買ったもの

「お達者もち」


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中はカスタードクリームで
凍らせると雪見大福のようになるよ

日持ちもするから、お土産におすすめ
達者海岸限定品だから佐渡の他の地区には無かったのだけど…
新潟港には売っていた(笑)






裏面に書いてあった物語は
遠い昔から語り継がれているのだろうか



故郷佐渡の海から北朝鮮に拉致された
曽我ひとみさん母子を
思い出さずにはいられません