ずっと自分は
ひとりだと思っていた
理解もされず
相手にもされず
自分からも
歩み寄ることもなく
自分の内面にばかり
目を向けて
どこからも必要とされず
広い宇宙の中で
ポツンと浮かんでいるだけの
存在だと思っていた
仕事の行き帰りに
通る道沿いにある
山茶花が見事に
紅い花を咲かせている
夏の間は
咲き乱れている
花樹の中で
だまだまと実を結び
他の花が枯れたころに
真紅の花を咲かせて
人びとを魅了する
自分も
コツコツとやっていて
結果を出すのが
他の人と違った
タイミングでは
あったとしても
この山茶花のように
花を咲かせてみたい
そして
どこかで
誰かに
微笑んで
もらえたら
うれしい
