3年前の2時46分
私は友達とカラオケにいました。


「ゆずれない願い」っていう某アニメの主題歌で、1995年の紅白で阪神淡路大震災の応援ソングみたいにもなっていた歌を歌っていたとき。


そんな歌を歌っている時に地震がくるなんてなんだか嫌な予感がして不安でした。



あまりに大きな揺れだったので、

一緒にいた友達の一人が
ドアが開かなくなるかもしれない、と言って扉を開けていたのを茫然と見ていました。


彼女とは12年来の友達で、
しっかりしてるとは思っていたけど本当にすごいしっかりしてるなぁ…
 

と尊敬すると同時に、自分の不甲斐なさと比べて情けなく思いもしました。



揺れは大きく、停電もして、食べ物などの不便はあっても、
わたしの住んでいる地域は大きな被害もあまりありませんでした。


それなのに

私は自分の周りの小さな世界のことしか考えられず、ただ怖がってばかりで。


もっと被害の大きかった地域や県の人たちのことを心配することもできなかった自分が今となっては嫌で嫌で仕方ないです。
ごめんなさい。




ご遺族の方々の

一瞬で大切な人がいなくなってしまった悲しさ、苦しみ、憤り。

赤ちゃんが津波にさらわれてしまったお母さん、両親を亡くした男の子、



もしかしたら、100%その苦しみを理解することは、私には一生出来ないのかもしれません。
(理解とか偉そうなことに言ってすみません。)


でも、いつか私も、その気持ちにもっともっと寄り添える人になりたいです。


自分に出来ることをいつも探して生きていきたいです。