おはようございます!(*^-^*)
先週図書館で読んだ「怖い絵」という本についてご紹介します。(朝からダークな内容ですみません(;゜∇゜))
小説とかではなくてですね、
この本は、世界中の絵画を紹介した本なんです。
それで、その絵にはこんな怖い話があるのよ~( ´△`)、みたいな感じです。
見るからに危険な香りがプンプンする絵から、どうみても普通の綺麗な絵まで色々です!
そのなかで印象に残ったこの絵を紹介↓

スペイン・ハプスブルク家最後の王、カルロス2世。(怖い絵2巻参照)
以下、ちょっと衝撃的な内容なので苦手な方はご覧にならないでください。すみません(ノ_<。)↓
↓↓↓
彼は3才までずっとミルク生活、立つことも出来ず、噛み合わない歯のためいつもよだれを垂らし、10才になっても字の読み書きすら出来なかったそうです。
なぜか?当時の人々は呪いのせいだと思っていたそうですがその原因は、
「血族結婚の繰り返し」です。
父王フェリペ四世は実妹の娘と結婚し(年の差30才!)5番目に生まれた子がカルロス2世。
こんな具合にスペイン・ハプスブルク家は血族結婚を繰り返し、7代遡れば、130人近くいるはずの先祖が32人しかいなかったそうです。
( ノД`∥)…
そのせいで、生まれつき体が弱く、容姿も端麗とは言えず…
まさにカルロス2世は血族結婚の犠牲者ですね…
著者の中野京子さんもおっしゃっていますが、彼には何の罪も無いのに…
詳細は省略しますが、興味のある方は読んでみてください。
この絵に限らず、様々な絵のお話が載っています。
絵に関する知識が身に付くことはもちろん、いろんな問題について深く考えさせられる本です。