こんにちは、そしてお久しぶりです。Linです。

 長かったシーズンが終わりました。
 ゼルビア!な日々から、あちこちにゆっくり目を向ける余裕ができました。

 J1参入プレーオフでNACK5やニッパツに行ったり(なおヴェルディのゴール裏)、多摩川クラシコや最終節ではカシマへ...

 さらには地域CLまで足を運んでもみましたね。
 11/23から25は3日続けてサッカー日和になりました。

 そんな中、昨日はこんなところへ。

 


 奈良クラブの新体制&ビジョン説明会。
 なぜ南青山で?という声もありましたが、とにかく奈良クラブのイベントです。笑

 このアナウンスがあったとき、各界隈がざわついていましたが、果たしてどんな説明会になるのかと期待しながら向かいます。

 会場入りすると、




 川崎フロンターレから花が。粋な演出、流石絶対王者。

 さらには、




 こんなステッカーまで。
 このステッカーに加えて、ドリンクも無料。これで1500円ですか。安すぎ。

 


 まあ早く来すぎましたね、当然最前列のど真ん中で見ることができるわけですよ。






 1枚目の左から、中川政七社長、矢部次郎副社長、2枚目の左から林舞輝GM、幅允孝クリエイティブディレクター。

 なお林GM、23歳ですよ。若いですね。僕より1つ上なんですが、同じGMとしては何倍も引き離されてます。笑




 こんな感じの流れで説明会が進むわけですが、最初に重大発表。




 奈良クラブ新監督、ブラウブリッツ秋田の監督も務めていた杉山弘一さんです。

 この人選には深い意味があり、林GMが主導して交渉を行なっていたようです。




 こちらが奈良クラブのフロントの新しいメンバー。完全にサッカーのフォーメーション。




 まあこんな話があったり。
 サッカー、人、奈良。これがキーワードになるようです。




 新しいロゴの話だったりとか。ロゴの作成というのはユベントスに着想を得たそうです。
 これは平城京をイメージしており、右側が中途半端なのは伸び代を表しています。




 これがクラブとしての理想形、林舞輝さんが描く構図。




 スケジュール発表。???は何でしょうかね。楽しみです。
 



 最後の記念撮影。

 とまあこんな感じでしたが、聴けば聴くほど、奈良クラブというクラブに興味を持ち始めました。

 これまで既存のJクラブにはなかった発想を持っていて、ビジョンも明確なんですよ。

 従来のJクラブはスクラップ&ビルドの傾向が強く、監督が替わればスタイルが変わるというように、監督次第でスタイルが点々とするような、根幹や骨格のないチーム作りをして来ています。

 しかし林GMの目指す奈良クラブは、奈良のスタイルを確立し、それに合わせて選手や監督を選ぶという方向に持っていきたいと考えており、それも含めてスタイルが確立できる点で杉山さんを監督として選んだそうです。 
 
 また、Jサポーターにとってのセカンドクラブになってほしいという思いがあり、どこかのクラブを応援していても常に気にかけられるようなクラブになりたいという話がありました。

 実際、地理的にも京都サンガ、ガンバ大阪、セレッソ大阪、ヴィッセル神戸、あるいは名古屋グランパスにも囲まれたクラブです。この辺のサポーターを取り込むことも、戦略的にいけば可能なのでは?と思い、現実性があると感じました。

 確かに奈良の風土やスタイルでは、あまり期待を受けないがゆえにサポーターを増やすことも難しいかもしれない。それでも奈良の外に目を向けることが大切という言葉の通りではないかと思います。

 今回の南青山での説明会も、奈良でやるよりも注目が集まるという考えのもと、奈良ではなく東京での開催に踏み切ったそうです。

 スポンサー企業も少ない中、今では県外の企業からのスポンサーのオファーも来ているそうで、これからその規模が大きくなることは間違いないでしょう。

 確かに壮大すぎるかもしれない。
 ある意味の革命ですよ。Jリーグに、そして日本サッカーに対する革命ですよ。

 それでも、クラブだけではなく奈良を変えるという言葉に、どこか確信があるように思えました。

 教育とスポーツを結びつける発想。
 奈良から外へのアプローチ。

 斬新という言葉では表しきれない。
 
 今の奈良クラブが歩み始めたプロジェクトは、長い年月がかかることかもしれない。

 でも僕はそれを静かに見届けるのではなく、実際に奈良に足を運んだり、機会があれば林舞輝GMや中川社長、矢部副社長とお話ししながら追いかけてみようかと思いました。

 奈良クラブの、そして奈良の未来はきっと明るいです。

 だからこそ、セカンドクラブとして奈良クラブを追いかけてみようと思わされたんだと信じています。