こんにちは、Linです。

 いよいよJ1も残り5節となり、そろそろあらゆる争いが佳境を迎えて来ています。

 しかしながらどうしても読めないのが残留争いですね。

 5節を残して史上初めて全クラブが勝ち点28以上を獲得しており、最下位の長崎でさえもまだまだ僅差で残留の芽を残しています。

 これほどまでに緊迫しているというより荒れている残留争いを見たシーズンはありません。史上初です。

 ここまで長崎、柏、鳥栖、名古屋、湘南、ガンバ、マリノスがこの残留戦線でグッチャグッチャしてたんですが、ガンバとマリノスが一歩抜け出したように見えます。

 しかしここに来て意外どころの騒ぎではない事態が起きています。

 前半戦を一桁順位、上位で折り返したはずの2つのクラブが残留戦線に巻き込まれ始めました。

 神戸と磐田です。

 特に磐田は残留争いを通り越して降格危機というデッドラインに抵触し始めました。

 ただでさえ見えないデッドラインに自ら足を突っ込むかのように飛び込んでいったサックスブルーの名門は、先日の静岡ダービーでも1-5と歴史的な屈辱的大敗を喫し、もはや引き返すことのできないゾーンに入ったように見えました。

 未消化試合が1試合あるとはいえその相手が湘南であること、名古屋が2試合未消化であることを考えると、ここに来て磐田の立場がより危ういものになり始めていることは間違いありません。

 神戸も神戸で流石にここまでになるとはという驚きはありますが、吉田孝行前監督を実質解任し、ファン・マヌエル・リージョを新たに招聘するという荒治療に打って出たことが残り5試合で効果を表す兆しがあり、現実的には残留出来そうな情勢です。

 柏も2位広島相手にまさかの3-0と大勝したこともあり、このまま勢いに乗れれば降格圏脱出も夢ではなくなりそうです。

 しかし広島が一気に不振に陥った現状を鑑みると、やはり柏の勢いというより広島の自滅に近い部分もあると思います。

 鳥栖はマッシモ・フィッカデンティ監督の解任が決定的になって来ましたが、監督解任ブーストなどという都市伝説が存在しないことは自明ですから、あとはどれだけ気力と守備の立て直し方をチームにもたらせるかがキーポイントになります。

 長崎はとにかく残留争いの直接対決が多く残っています。

 一見有利とも取れますが、はっきり言えばここから1試合でも落としたときにはジ・エンドとなることは間違いありません。

 このように総合すると、最も危険区域に立っているのが、長崎、鳥栖、柏、磐田の4つで間違いないと言えます。

 特に危険な磐田に関しては、このまま名波浩監督を続投させることに対して懐疑的な声があがっています。

 このままレジェンドを信じるのかどうかというのはフロントの判断ですが、時として危険に直面したとき、短期的にでもカンフル剤を投与するしかありません。

 先ほど監督解任ブーストなどと存在しないと言いましたが、後任監督に実力があればチームの立て直しはできるわけです。

 いわゆるブーストのかかったクラブは、この監督の手腕が前任者より良かったからというだけの話であり、見せかけのものです。

 話を戻すと、今のジュビロには何としても組織的なプレーを植えつけられ、ネームバリューではなく正しい判断で選手を、スターティングイレブンやジョーカーを決めることのできる勇気を持った監督が必要です。

 チーム状態はJ1で最も酷いといっても過言ではないでしょう。

 踏み切るタイミングは今しかないと思いますが、変革の必要性に気づいて動くことができるのは、まさにフロントと選手です。

 どうなるか見てみたいと思います。