劇団紹介 【コメディユニット磯川家】 | リンクスプロデュース「 #春のメビウス祭り 」

劇団紹介 【コメディユニット磯川家】

さてさて5番目に紹介させて頂きます!

今や関西小劇場界において、その名を知らぬ者は居ない劇団さんにございます!


彼らは大阪芸術大学出身の劇団である。

通称、芸大出身の劇団は山ほどある。

少し指折り数えて口に出してみる。

劇団クロムモリブデン劇団☆新感線劇団ガバメンツ 、転球劇場、村田本舗堂、悲願華、東京ガール、ともにょ企画、大阪バンガー帝国、馬目不満足、等などなど枚挙に暇がないほどの数。

そんな中でも若手の中で1馬身抜けている劇団さんであります!


さて、ご登場願いましょう!


【コメディユニット磯川家】http://isokawake.com/



【劇団プロフィール】

2004年12月 コメディユニットとして大阪芸術大学で初公演。
2006年2月 「コメディユニット磯川家」として発足。
初の外部公演となる『となりのおうちは「柏木さん」。 A Particular Sunday!』(Art Theater dB)を上演し、約300名を動員。
2006年6月 『ティーチャー!』(Art Theater dB)では約600名を動員。
2007年6月 『レストランじゃないっ!! ~ BaD by StePな1週間 ~』(ワッハ上方)を上演し、909名を動員。
2007年11月 『ティーチャー!』を末木利文氏演出により大阪芸術大学にて再演。
2008年1月 『ザ・ベストマンションシリーズvol.1F』(in→dependenttheatre 2nd)と銘打ち、4日間の間に長編3本を上演する「長編3本立て」公演を敢行。1004名を動員。ついに動員数1000人を突破。
同年3月 2008年度一心寺シアター倶楽7・5・3企画にて1週間のセミロングラン公演『ベリー・ベター・ストーリー ~それはチョコレートのように~』を上演。(動員数:1005名)
2008年度一心寺シアター倶楽7・5・3企画最優秀劇団賞を受賞。
2008年9月 まったく違うセットの公演を同期間に2つ上演する企画『磯川連射企画』と銘打ち、『ジョイフル24へGOっ!!』『となりのおうちは「柏木さん」(再演)』(in→dependent theatre 2nd)を上演。ついに動員数1204名を突破。
2009年1月 2008年度一心寺シアター倶楽7・5・3企画最優秀劇団賞を受賞した『ベリー・ベター・ストーリー ~それはチョコレートのように~』をステップシアター大阪セレクションとして芸術創造館にてアンコール上演。(動員数1002名)
2009年5月 2009年度一心寺シアター倶楽7・5・3企画にて9日間のセミロングラ
ン公演『今宵はグットファルス~終わらせたくない夜に~』を上演(動員数1215名)
2009年度一心寺シアター倶楽7・5・3企画優秀劇団賞を受賞。

2008年1月から2009年1月までの1年間の総動員が4215人。更に前回公演『今宵はグットファルス~終わらせたくない夜に~』では劇団の過去最高動員となる1215人を動員。関西小劇場若手劇団の中ではダントツの動員力を誇っている。



【劇団キャッチフレーズ】
2・3年分の不幸がぶっ飛ぶコメディ



【劇団メンバー】

保木本真也

菊池祐太

斉藤コータ

島岡亮丞

信原久美子

物延結

二宮瑠美

木畑望

村上研太



【僕からの紹介】

とにかくいっぺんで全員が好きになった!

僕が2008,3,27に初めて彼らを観た時に思ったことだ!


総勢18名の人数がたった一点の着地点(ラストシーン)に向って怒涛の如く突き進むストーリー展開。

その姿は本当に眩しく清々しく、そして『笑い』を散りばめているはずであるのにノスタルジックな青春を思い出して胸が締め付けられるだけでなく、何かが突き抜けた思いで一杯だった!

これは・・・・・・・

こいつは・・・・・・・・・・

とんでもない集団だ!

アクション!パッション!テンション!そしてポーション(?)

それら全ての歯車がガッチリといい方向へ向っている!


平均年齢24歳の若手劇団!


僕は彼らの舞台を観ると本当に元気がもらえる。

それは彼らが舞台で力一杯弾けてくれるからである。

その弾けた舞台の後で彼らと話すと驚きで開いた口が塞がらない事が何度かあった。

菊池祐太さんがある舞台で最初は何ともないのに途中で大怪我をして包帯グルグル巻きぃの松葉杖をしてようように歩く・・・という役柄を演じられた事があって、話を聞くと実は本当に足の骨を折られていた!という裏事情!!!

いや、ちょっと待って!

確かにストーリー役柄的に包帯巻いてからなら、びっこをひいても仕方がない。

・・・・が、それまでの90分ぐらいは折れていないので普通に歩く演技をしなければならない。

驚く・・・・・というか、その舞台根性に度肝を抜かれた。

「いやぁ~終わったから(千秋楽)言えますけど、実は折れてます!」

今でもあの爽やかに菊池さんが言われた顔は覚えている。


他にもメンバーさんは本当に生傷がたえていない。

斉藤コータさんもマツイカヅアキさんも身体中ボロボロである。

コータさんのアザだらけの脛を見てゾッとした。

あ、特にマツイさんは動き回る役柄だけでなく、舞台に命を懸けるくらいの勢いの方だから骨が外れているとか、声が出ない・・・だとか、それでも色んな方法で今のベストの状態を舞台で発揮させる!

それだけの言葉では言い表す事のない、血の滲むような努力の末に生まれたドタバタ喜劇であるというのが本当に心が洗われる。

勿論、舞台を観て笑っているだけの僕らお客に、そんな裏事情を伝える野暮な事は絶対に彼らはしない。

何故なら彼らはコメディユニットなのだから!!!


歯を食いしばり、前を向く。

根性論で言葉を着飾るのは容易いが、そんな陳腐な言葉以上の感動を僕らに与えてくれる劇団!


2008年1月から2009年1月までの1年間の総動員が4215人。

4215人。

と、そこまで集客をしてしまう劇団が他にあるのだろうか?

人間を動かすにはそれ相応の対価を支払わねばならない。

それこそがこの劇団さんの 【魅力】 である事は言わずもがなだ。


まずは観て感じるべし!

話しはまずそれからだ。

もしまだ磯川家を観た事がない方がおられるならば、それはある意味幸せなコトである。

その理由、


間違いなく衝撃を受けられるから。



是非、劇場でそれを確かめに来てください!

心よりお待ち申し上げまする!!