以前パッションフルーツは情熱の果実ではなく、受難の果実だと書いた。
それでちょっとプリキュアに関して思い出したことがある。
最近のプリキュアは全然見ていないが、以前はちょこちょこ見ていた。
その中で唯一ちゃんと見たのが「フレッシュプリキュア!」だった。
少女向けと見せかけて実は内容は少年誌で、敵の幹部が味方になるなどジャンプ漫画の王道を行っていて大人でも楽しめた。
キャラクターは皆フルーツの名前がついていて、「キュアピーチ」や「キュアベリー」とかだ。
その中で敵の幹部がプリキュアになったキャラが「キュアパッション」であった。
知らない人が聞けば、なんだパッションフルーツかと思うだけだろうが、上記のことを考えれば製作者側の意図が読み取れる。
すなわち敵から寝返り正義と悪の中で苦しむキャラに対して「パッション(受難)」とつけるあたり、やはりセンスがあると思う。
実際寝返りにより、一度仲間の幹部に処刑され、その後復活しているあたりはキリストがモチーフになっていると思われる。
その後のプリキュアシリーズも少し見たが、ぶり返しか急に内容が幼稚化したため継続して見てはいない(最もそれはそれで正しいのだが^^)。