初心者の目標 | LBR(Linux Beginner's Room)

初心者の目標

さて、なんかLinux使えるようになりたいなーと思った人がいても、「何が」使えるようになるべきなのかは千差万別。いろんな用途で使われているからいたしかたなしです。Linux上でソフトウェアを開発したいとか、Windows上で開発したソフトウェアをLinux上で動作させたいだとか、自宅でWebサーバーを立ち上げたいとか、、、本当にいろいろあるでしょう。


一般的な、共通的な目標を設定しようとするなら、資格試験が目安になります。Linuxでは個人のお金でもなんとか受けられそうなものがLPIC(エルピック)という試験です。Linux Professional Institute という団体が作成しているCertification(資格)です。

レベル1、レベル2、レベル3と3段階に分かれています。さらに、レベル1は101試験と102試験の2つに分かれており、レベル2は201試験と202試験に分かれています。

レベル3は、、、最近出たばかりなのでよく覚えていません。 LPIのWebサイトで確認するのがよいでしょうhttp://www.lpi.or.jp


試験はアール・プロメトリックピアソンVUE(ぴあそんびゅー) という資格試験を専門で行っている会社で受験します。

PC上で問題を解いて、合否はすぐにわかります。基本的に選択式の試験で、一部コマンド名やファイル名を入力する問題もあるようです。一回1万5千円。高いですか?確かに。


linuxbeginnerとしては、ひとまずLPICレベル1をめざせ!って感じでしょうか。

正直、「一般的なLinux経験・知識」を求めると範囲が広いので初心者がすぐに目指しても難しいです。


「使えるようになる」には、地道な以下のステップが必要です。

1. 変な操作しても問題のない、練習用の環境を構築する。

2. とりあえずは、ファイル操作やコマンド操作に慣れる。

3. システム管理の基本コマンド、設定ファイルに慣れる。


LPICの試験対策本を見た限りでは、単純なコマンドオプションを問う問題、とかもあるようなので、そこらへんからせめて行きましょうか。