先日、Mさんにラベンダーについて教えてほしいと
要望があったのでブログに記してみました
ラベンダーはアロマの代表的な精油ですが、
プラナロム社の精油にはラベンダーだけでも5種類あります
そもそもラベンダーは形状や生態から6つのグループに
分けられますが、プラナロム社の精油に使われているのは
「ラバンドゥラグループ」と「ストエカスグループ」
①ラベンダーアングスティフォリア~Lavandula angustifolia~
アングスティフォリアは王道のラベンダーで、
コモンラベンダーとも言われ、ラヴァンドゥラグループの原種です。
精神的・肉体的リラックス、ストレス・不眠症、
各種皮膚疾患、やけどの痛み、など精油の効能も万能で、
子供から大人まで安心して使える精油です。
②ラベンダースーパー~Lavandula burnatii super acetate~
ラヴァンドゥラグループのコモン種とスパイク種の交配品種です。
栽培しやすい品種なのでラベンダー精油の中では一番お手頃価格。
精油の効能はアングスティフォリアに近いです。
神経の鎮静作用はアングスティフォリアのうほうが勝りますが、
筋肉弛緩が期待できる精油です。
③ラベンダーストエカス~Lavandula stoechas~
一般にフレンチラベンダーと言われ、ストエカスグループの原種です。
ツーンとした香りでラベンダー特有の甘酸っぱい香りはしません。
ラベンダーは安全な精油とよく言われますが、コレは大きな間違いで、
ラベンダーストエカスはケトン類を多く含むため、
乳幼児・妊産婦・授乳中の女性・てんかん患者には使用できません。
ラベンダーの中でも、リラックス作用には向かず、
脂肪溶解作用があるのでダイエット用ブレンドにいいです。
④ラベンダースピカ~Lavandula spica~
スパイクラベンダーと言われ、ラバンドゥラグループの原種です。
こちらもケトン類を多く含むため、ストエカス同様の禁忌があります。
やけどにはラベンダーと言われますが、
やけどの痛みにはアングスティフォリア、やけどの傷跡には
スピカがいいと言われています。
⑤ラベンダーレイドバン~Lavandula hybrida reydovan~
一般的にラバンジンと言われ、
ラヴァンドゥラグループのコモン種とスパイク種の交配種です。
ラベンダーの中ではやわらかい香り
神経の鎮静作用はアングスティフォリアのほうが勝りますが
無気力症の改善にいいと言われています。
香りの効能はやはりアングスティフォリアが一番です
トリートメントなどの皮膚塗布で使用する際には
ぜひ上記、参考にしてみて下さい
皮膚塗布には安全な精油をお使いください