Linux初心者の入門と基礎、Linux大学学長りなっくま先生のブログ -2ページ目

モジュールの依存関係を調査する

システムに組み込まれていないもののロードすることが可能なモジュールを
ローダブルモジュールといいます。このローダブルモジュールの操作を行う
には、モジュールの依存関係を調査してリスト作成をします。
これは、depmodコマンドを実行します。これを実行するとモジュール設定
ファイルおよび依存関係の記述ファイル「modeules.dep」が作成されます。

【実行例】
モジュールの依存関係を調査する
# depmod -av


ロードされているカーネルモジュールを表示する

Linuxは、カーネルの肥大化を防ぐため、システムが動作するのに必須の
プログラム以外はカーネルに含まず、使用環境によりシステムに
組み込んだり(ロード)、切り離したり(アンロード)できるように
なっています。このように追加したり切り離したりできるようになって
いるものをモジュールといいます。

モジュールとして何が組み込まれているかは、「/proc/modules」に
記録されており、このファイルを参照することで知ることができます。

このファイルの内容を表示させるのがlsmodコマンドとなります。


【実行例】
ロードされているカーネルモジュールを表示する
# lsmod


killallシグナルを表示する

killコマンド同様、killallコマンドもシグナルによりプロセスのコントロール
ができます。

killallコマンドで使用できるシグナルを確認するには、-lオプションを
付けてkillallコマンドを実行します。

【実行例】
killallシグナルを表示する
$ killall -l