コマンドライン操作(マニュアルの参照) | Linux初心者の入門と基礎、Linux大学学長りなっくま先生のブログ

コマンドライン操作(マニュアルの参照)

manコマンドを実行すると、オンラインマニュアルページを表示することができます。
manページと呼ばれています。

コマンドやライブラリなどの機能に関するページが用意されています。

manコマンドは、環境変数MANPATHで指定されたディレクトリ内を検索します。

マニュアルを構成するファイルは「/usr/share/man」「/usr/local/man」などに
格納されています。


【書式】
man [オプション] [セクション] キーワード


【主なオプション】
-M manページを検索するディレクトリを指定する
-a マッチしたすべてのページを表示する
-f キーワードと完全一致した名前を含むデータを表示する
-k キーワードの一部に一致した名前を含むデータを表示する


manドキュメントは複数のセクションに分けられており、セクションごとに同じ名前のman
ドキュメントがあります。他のセクションにある同じ名前のmanドキュメントを区別して
表示するには、セクションを指定してコマンドを実行する必要があります。

セクションを指定せず実行した場合、セクション番号の小さいものについてのmanページが
表示されます。



【manドキュメントのセクション】
1  ユーザーコマンド
2  システムコール
3  ライブラリ関数
4  スペシャルファイル
5  ファイルフォーマット
6  ゲームプログラム
7  プロトコル、ファイルシステムなど
8  管理コマンドと特権コマンド
9  カーネルルーチン