コマンドライン操作(シェルの機能) | Linux初心者の入門と基礎、Linux大学学長りなっくま先生のブログ

コマンドライン操作(シェルの機能)

シェルには、様々な機能があります。
代表的なものを上げます。


■TAB補完
「Tab」キーによる文字列補完が可能であり、「Tab」キーを押すごとに、コマンドやディレクトリ名、ファイル名などを自動的に補完してくれる機能となる。入力の手間が軽減されるだけでなく、入力ミスの防止にも役立つ。
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■コマンド履歴
入力したコマンド行を記憶しておくことができ、以前に実行したコマンドをもう一度実行したり、少しだけ
変更を加えて実行する場合に便利となる。historyコマンドを実行すると、コマンド履歴の一覧が表示さ
れ、矢印キーの「↑」を押すと、1つ前に実行したコマンドを表示する。(/home/guest/.bash_history)


■パイプ機能
あるコマンドが実行した結果を受けて、その結果を別のコマンドで処理したいときには、パイプ(|)を使用
する。
$ command1 | command2
「command1」の実行結果を「command2」で利用する 。