コマンドライン操作(シェル) | Linux初心者の入門と基礎、Linux大学学長りなっくま先生のブログ

コマンドライン操作(シェル)

Linuxとは、カーネルを指しています。

カーネルはファイルシステムの管理やハードウェアの管理などを行っています。
このカーネルには機械語で指示する必要があり、このままではユーザーから直接指示を
与えることは困難です。

そこで、ユーザーから指示をカーネルに伝えるのがシェルの役割となります。

シェルは、キーボードから入力された文字やマウスのクリックなどのユーザーの操作を解釈して、
対応した機能を実行するようにカーネルに指示を伝えます。

何種類かのシェルがあるわけですが、Linuxディストリビューションでは、bashというシェルが多く使用されています。

ユーザーは、システムにログイン後に、シェルが起動します。
これをログインシェルと呼んでいます。

よってログインシェル「bash」が起動するわけです。

/etc/passwdファイルでguestユーザーのログインシェルを確認してみます。
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「/bin/bash」となっていますね。
これがログインシェルのbashとなります。


コマンドラインで実行する際、以下のようなシェルプロンプトでコマンドを実行します。
一般ユーザーの場合は、「$」となり、rootユーザーの場合は、「#」となります。

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